2017年07月07日

視察3 救急需要対策について 3896

昨日は市民・文化観光・消防委員会(常任委員会)視察最終日。札幌市消防局へ。座学と共に、指令管制センター、救急安心センターさっぽろにも伺いました。

全国的に救急需要が増加する中、同じ政令指定都市である横浜市や札幌市の救急出動件数も毎年過去最多を更新しています。

また、出動増加に伴い、救急隊の現場到着時間も伸びている状況。さらに今後の高齢化や観光客の増加等に伴い、救急需要がさらに増大することが予想される中、限られた財源や人員の中で、救急資源を効率的に活用し、救急サービスの維持・向上を図るにはどうすべきかが問われています。そうした中、将来的な救急隊の適正配置等についてやり取りするとともに、ICTを活用した消防と医療の連携強化事業について伺いました。

救急車増隊・適正配置などとともに、高齢者向け予防救急対策として、冬季に急増する自己転倒防止のための報道機関と連携した「つるつる予報」配信、老人クラブと連携した取り組みにより発生数抑制への取り組みに注力。

また、同市の調査で救急搬送車の約0.5%とされる外国人救急搬送対応は先進的な取り組み。デーがをとるのが難しいとされる分野。インバウンド(訪日外国人旅行)が拡大する中で、救急現場での外国語によるコミュニケーションが課題。総務省では「情報難民ゼロプロジェクト」の一環として、消防研究センター及び国立研究開発法人「情報通信研究機構」が救急隊用の多言語音声翻訳アプリの開発に着手するにあたり、札幌市消防局が初期段階から協力しアプリを共同開発。札幌市が全国の自治体を代表して行われた開発の結果、今春から全国の自治体で展開されるアプリとなています。(平成27年11月スタート、今年4月に全国展開にかかる報道発表)

グーグルの翻訳ソフト「ボイストラ」を使用して「救急ボイストラ」を開発。ポイントは「短縮ワード」「定型文機能」。すべての言葉を発しせずとも、単語で患者の意志をくみ取り、対処することができる段階にまで来ています。定型文対応言語は15言語。(救急安心センター及び消防指令管制センターで対応できる言語は6言語)。今年の1月から運用開始。今年2月に同市で開催された冬季アジア札幌大会でも、外国人トレーナーの救急搬送時に韓国語で使用されたそうです。札幌をスタートとして、現在横浜市でも展開開始したところ。全国展開する中で、課題が見えてくるので、そこからさらに改善を続けていくとのことでした。

横浜市でも導入している救急電話相談窓口「#7119」。札幌市では「救急安心センターさっぽろ」として救急医療資源の適正利用を目的に導入されています。同市の特徴は、周辺自治体と共同運用を進めているという点。現在4自治体と共同運用しています。只、広域化を進める上での課題として、負担額が高額、費用対効果が示せていない(把握が難しい)、参加する差し迫った理由がない(人口減少)、救急搬送件数が増加していない、地域での横並び意識があり手があがらないなどがあるとのこと。北海道の中心都市として果たすべき役割があるとの気概が伝わってきました。

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posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする