2017年07月16日

「3種類の部下」について 3905

昨日から夏祭りが始まりました。昨日は3カ所。この夏も40カ所ほど伺う予定です。毎年恒例の行事も地域の皆さんが噴き出す汗を拭いながら支えて下さっています。地域の絆、子どもたちの貴重な夏の思い出。お祭りの力は大きいです。本当に感謝。「当たり前」の反対語は「ありがとう」。支える人、支えられる人があって成り立つお祭りなどの地域行事。お互い様の気持ちは大事だなと思います。

ところで、先日、週刊東洋経済が「超一流の社長は、「3種類の部下」を従えている 秘書役・参謀役・補佐役が必要だ」との記事を掲載していました。長いので抜粋しますが、立場は異なれど、いい社会勉強になりました。

「社長に必要な部下とはどのような部下か。いろいろな部下が必要だということは言うまでもありませんが、少なくとも3種類の部下を持つことが好ましいのではないかと思います。それは秘書役的部下、参謀役的部下、補佐役的部下です。

DSC_4614第1の秘書役的部下とは、社長が指示したことをそのとおりに実行する、あるいは周囲に伝える部下です。社長の指示を自分流に解釈して勝手に動くような部下では、社長は自分の考えを実現できません。当然、会社全体に自らの戦略を浸透させていくことができなくなります。そのため、社長の指示に私見を入れずに伝達できる部下は貴重といえます。社長が自分の考えなり政策、戦略を社内に徹底したいと思うならば、このような秘書役的部下を持つことが必要ということになります。

次に、参謀役的部下。社長に対して積極的に助言、諫言(かんげん)できる部下です。社長の指示なり戦略には是正すべきところがある、あるいはまったく別の指示・戦略のほうが好ましいと思ったときに、参謀役的部下は「社長、その指示はこういう修正をしたほうがいいと思います」とか「その戦略は、採らないほうがいいのではないでしょうか。むしろ、このような策を採ったほうがいいのではないでしょうか」というように異論を述べることに躊躇しません。丁寧な物言いをしつつも、社長に対してきちんと別の意見を提示できる部下が、参謀役的部下といえるでしょう。

これには相当の実力と勇気が求められます。承知のように、黒田官兵衛、山本勘助、竹中半兵衛は、歴史にその名を残した名参謀として知られています。このような部下を持つことは、社長自身が「バカ殿」にならないためにも必要かつ不可欠と言えます。

社長は、参謀役的部下をつねに周囲に置くべきです。

もちろん、時に気に障ること、痛いと感じることがあるでしょう。しかし、参謀役的部下が会社を思い、とらわれずに物を申してくれているならば、素直にその部下の諫言に耳を傾ける。そのような参謀役を積極的に重用するような社長でなければ、経営者として大成しないでしょう。

次に、補佐役的部下です。社長が出した指示がつねに正しいということはありえません。人間ですから、言い間違いの指示、勘違いの政策もあります。そのとき、参謀役的部下の場合には「おそれながら殿、それは好ましくありません」と諫言するのに対して、補佐役的部下は諫言しません。社長の好ましくない政策であっても「わかりました」と言って、まったく否定しません。

そして「かしこまりました」と退出しますが、数日、数カ月、時に1年以上ということもありますが、やがて、しっかりと成果を出す。そして、社長のところに報告に来ると「社長のご指示に従って取り組んだ結果、かくかように成果を上げることができました。これも社長のお陰です」。そういうことができる部下が補佐役的部下です。

補佐役的部下は社長の「思い」に従う
秘書役的部下と参謀役的部下と補佐役的部下。いずれも重要な役割の部下ですが、そのなかでもレベルが高いのが、補佐役的部下です。優秀な補佐役を持つことは非常に難しい。しかし、補佐役的部下の有難さをいちばん痛感するのは、社長自身ということです。あっ間違ったかな、勘違いだったのかなと心のなかでフツフツと思い続けているところで、補佐役的部下が大きな成果を上げてくれるので、社長は心のなかで手を合わせて感謝する。感謝しなければ社長として失格でしょう。

なぜ社長の誤った指示を受け止めておきながら成果を出せるのか。それは、社長の指示を表面的な言葉ではなく、「思い」として受け止めているからです。会社を思う社長の願いを読み取りながら、その指示を受け止めるのです。「社長のご指示に従って」という言葉についても、ウソを言っていると思うようではあなたの成長はそこで終わるでしょう。補佐役的部下が「社長のご指示に従った」のは、社長の言葉ではなく「社長の心に従った」ということなのです。

松下幸之助さんが成功したのは、高橋荒太郎(あらたろう)さんという補佐役がいたからです。高橋さんが補佐役であったからこそ、松下さんは成功したともいえます。そのような高橋さんに感謝していた証拠に、松下さんは生前から「三家法要」を高野山で毎年営んでいましたが、その「三家」とは、当然、松下家。そして、丁稚(でっち)の頃、商いを教えてくれた五代家、加えて高橋家なのです。

いかに、松下さんが補佐役的部下・高橋荒太郎さんに感謝していたかがわかります。ホンダの本田宗一郎さんに仕えた藤沢武夫さんも名補佐役でしたし、歴史的にいえば堺屋太一の小説『豊臣秀長―ある補佐役の生涯』で一躍有名になった秀吉の弟、豊臣秀長も名補佐役であったと思います。

社長の言葉どおりに忠実に動く部下が、秘書役的部下。社長の言葉を判断する部下が、参謀役的部下。社長の言葉ではなく社長の心で動く部下が、補佐役的部下ということです。

最初の10年は「秘書役的部下」に徹してみる
このことはひとりのビジネスマンが、組織に入社してからどのような過程で成長すべきかということも示唆していると思います。

入社してから最初の10年ほどは、まず秘書役的部下に徹したほうがいいかもしれません。この時期、学ぶべきものは学ぶ、採り入れるべきものは採り入れる。とにかく上司の言うとおりに動くべきでしょう。

上司の癖を読み取り、活用の仕方を考える。そして35歳前後からは上司の指示に対して言うべきことを言っていく。敢然と諫言していく。毅然と助言していく。そして50歳前後になれば補佐役的部下へ変身していく。その結果、経営幹部になって会社全体の経営を担当する。まあ、大ざっぱな記述ですが、そう意識して自己を変化させるということも考えられるのではないかと思います。

茶道や武道などに「守破離(しゅはり)」という言葉があります。守とは、師匠の言う「型を守る」こと、破とは自分に合った型をつくり、既存の「型を破る」こと、そして、離とは型から自由になり「型から離れる」ことをいうそうですが、この言葉に倣えば「守破超」、すなわち、守とは、社長、上司の指示を「守る」こと。破とは、その指示を自分なりに吟味し、時に「破る」こと。超とは、上司の指示をその心で受け止め「超える」こと。そういうことがいえるかもしれません。

ともあれ、長たる者は、秘書役的部下と参謀役的部下と補佐役的部下を持つべきだということ。また、ビジネスマンとしての歩き方も、秘書役的社員→参謀役的社員→補佐役的社員、そして経営幹部ということも、ひとつの歩き方だということは覚えておいていいことではないかと思います。」

「石の上にも三年」。冷たい石の上でも3年も座りつづけていれば暖まる。辛抱すれば必ず成功するとのたとえ。時代は変わっても、どの道に進むとしても、人としての成長を思えば、若いころのこうした積み重ねは本当に大事だなと思います。参考としてうちの子どもたちにも伝えようと思います。

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posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする