2019年05月31日

「ウォーキングサッカー」について 4589

昨日午後、青葉スポーツセンターで「ウォーキングサッカー」の体験会が行われました。青葉区サッカー協会として協力に推進する「ウォーキングサッカー」。何といっても年齢問わず老若男女が楽しめ、英国をスタートに世界に広がる同競技。約20名が参加した昨日の体験会に私も参加しました。思っていた以上に多い運動量。汗だくになりました。

先日、タウンニュース青葉区版も広報していました。

「走らずに楽しめる生涯スポーツとして世界30カ国以上で親しまれる「ウォーキングサッカー」。国内でも普及が進む同競技を青葉区でも広めたいと、区内在住の藤田満穂さん(64)ら有志6人が体験会を企画した。区内初の試みに藤田さんは「高齢者の仲間づくりの一つとして定着させたい」と語る。

 走ることだけでなく、ヘディングや接触プレーなども禁じ、屋内外でサッカーゲームを行うウォーキングサッカー。イギリスで始まった同競技は8人制が基本で、ルールを柔軟に変えられるのが特徴。老若男女から支持を集め、来年にはW杯も開かれるなど世界的に普及してきている。

 国内では約5年前から少しずつ広がり始め、2017年に(一社)日本ウォーキングサッカー協会が設立された。体験会が全国各地で行われ、同協会の推計では競技人口は約1万人。

高齢者の仲間づくりに

 区内で体験会を企画したのは、青葉区と緑区在住の6人で結成された「横浜北部ウォーキングサッカー同好会」。発起人は日ごろから介護予防プログラムの普及に尽力し、青葉区サッカー協会の常任理事も務めるたちばな台在住の藤田さんだ。

 昨年10月に同競技を知り、世代を超えて誰でも楽しめ、身体に強い負荷をかけずに軽いジョギング以上の運動量が得られる点に着目。日本ウォーキングサッカー協会や区サッカー協会などと協力しながら普及方法を模索し、今回実現に至った。

「歩くことにサッカーのゲーム性を入れることで飽きずに運動が続けられる点が魅力。健康寿命の延伸にも役立てられる」と藤田さん。「特にリタイア後の高齢者の仲間づくりに生かしてほしい。公園でもできるので、居場所やコミュニティーの一つとして区内だけでなく横浜北部に広まれば」

文中の藤田さん。私も青葉区サッカー協会の顧問ですので、日頃からやり取りしていますが、ピッチでは64歳とは思えぬアグレッシブなサッカーをされます。

今や「日本一長寿の街・青葉区」。健康・長寿をさらに成長させることができるよう

※こちらの内容は、行田朝仁FBページ、FB個人アカウント、ブログ、HP、ツイッター、LINEタイムラインでも掲載しております。

※フェイスブックはこちら https://www.facebook.com/gyota.tomohito
posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月30日

精神障がい者の求職数 5年で1.5倍について 4588

昨日は市役所で断続的な各種打ち合わせ等。今週月曜日、青葉区生活支援センター「ほっとサロン青葉」の10周年会合に伺い、ご挨拶させて頂きました。精神疾患の方やそのご家族と共に歩むセンター。笑顔の奥にある真剣な眼差しに、行動への力を頂いています。就労、退院、引きこもりなどの各種サポート。その活動を伺い、またご家庭で必要とされるサポートは何かなどを教えて頂いてます。弱い立場の方の声に耳を傾け、一緒に考え、より良くできるか。その力が問われています。

昨年末、日経新聞が精神障がい者の求職申込数が5年で1.5倍になったと報じていました。

「ハローワークでの障害者の新規求職申込数が2016年度、5年前と比べて16.3%増の約17万6千件となったことが、厚生労働省のまとめで分かった。特に精神障害者の求職は1.5倍と大幅に増えた。

健常者を含めた新規求職申込数はこの間、雇用情勢が好調で仕事を探す人が減っている。厚労省は「障害者雇用に対する企業の理解が進んだことで、働く意欲が高まったのではないか」と分析。精神障害者の大幅増は、精神障害の手帳を持つ人自体が増えたことも要因という。

厚労省によると、16年度の精神障害者の求職件数は11年度比49.9%増の約8万5千件で、障害者全体の半分近くを占めた。知的障害者も15.4%増えたが、身体障害者は11.6%減った。身体障害者の場合、既に雇用が比較的進んでいたことが減少の理由とみられる。

一定規模以上の企業に義務付けられている障害者の雇用率は今年4月から2.2%に引き上げられ、精神障害者も義務の対象に加わった。

障害者の離職を防ぐことも課題で、厚労省は、就労支援事業所などを通じて就職した場合、事業所の担当者が遅刻や欠勤がないかを確認したり、本人と面会して悩みを把握したりする仕組みを18年度から導入している。」

まだ始まったばかり。行政の皆さんが懸命に頑張っている姿があります。サポートを必要としている方の声があります。その間をつなぎ、より良くしていく。そこに期待があると思います。

posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月29日

ロシアの友人と教育改革について 4587

昨日は健康福祉医療委員会。終了後、佐々木さやか参議院議員の関連会合のお手伝い等。一昨日、我が家にはじめてロシアの方が来ました。名前はセルゲイ君。長男が創価大学時代に所属したダンス部(D.I.CREW)の友人。昨夏、息子がモスクワに行ってお世話になりました。モスクワ大学からの交換留学生。現在の駐日ロシア大使のガルージン大使も創価大学への交換留学生でしたので、「君も外交官になるの」と聞くと、「全く興味ありません」とのこと。そもそも文学部で日本の童話を学んでいたそうで、ドストエフスキーの話になると「難しすぎてよくわかりませんでした」とのこと。読むのに根性のいる作品を作る作家だと思っていましたが、「ロシア人でもそう思っているんだ」と共感しました。

「最近のモスクワ大学は、昔ほどじゃないですよ」と謙遜した言葉がありましたが、話を聞いていると、国の名前が変われども、昔からロシアが国として教育に相当な力を入れていることがわかります。先進各国と比べて、日本の場合、家庭の負担に頼りすぎる傾向が強いです。そこをいかに変えていくか。公明党の闘いが続きます。

先日、コラム「北斗七星」が記載していました。

「幼児教育や高等教育の無償化が進められている。19世紀のフランスでも、教育の無償化を訴えた政治家がいた。文豪ビクトル・ユゴーだ。

議員としても活動した彼は、貧困を根絶するには教育改革が欠かせないと主張。初等教育を義務教育にすること、初・中・高等教育を全て無償とすることなどを訴えた。

「子どもの本当の名前は何か、皆さんはご存知だろうか」――ちょうど150年前の1869年、ユゴーは、ある集いで大人たちに問い掛けた。「それは『未来』である」「子どもの心に種を蒔こう。正義を与え、歓喜を与えてあげよう。子どもを育てながら、我々は『未来』を育てているのである」(神津道一訳『ユーゴー全集』ユーゴー全集刊行会、参照)。

子どもは「未来」。であるならば、未来から過去を振り返った時、どのような言葉を掛けられ、どう向き合ってもらえたか。試されているのは、むしろ現在の大人の側であろう。」

現実を嘆いて、評論している人はいくらでもいますが、その状況を行動で改善させている人は多くはありません。未来が望む大人が、後者であることは間違いないと思います。

いずれにしましても、息子と友人、どのような時代になっても、友情を大切に、日ロ友好の架け橋にと願っています。

※こちらの内容は、行田朝仁FBページ、FB個人アカウント、ブログ、HP、ツイッター、LINEタイムラインでも掲載しております。

※フェイスブックはこちら https://www.facebook.com/gyota.tomohito

posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月28日

ゲーム依存は病気 5年で倍増について 4586

昨日は市が尾駅前での街頭演説、市政報告配布。江田駅近くにある精神保健関連の支援施設「ほっとサロン青葉」10周年の会合に参加。その後、市会での各種打ち合わせ等。

一昨日、WHOが総会で「国際疾病分類」改訂版を採択。そこには、欲求を抑えられずゲームを続け生活に支障が出ているケースを「病気」として加えることにしたとのこと。オンラインゲームなどに依存する問題は、国際的に統一された定義や統計はなく、これを機に「ゲーム障害」の治療・実態把握が進むか注目されます。国会ではギャンブル依存症等対策基本法が成立しましたが、ネット依存、ゲーム依存症など、より広く依存症対策を進めることができると期待されます。

また、同窓会では「性同一性障害」についても、「精神障害」の分類から除外し、名称も変更することが採択されました。差別解消への一歩前進。

先日、WHOの採択前にの西日本新聞が記事にしていました。

「中高生の7人に1人 5年で倍増 インターネット依存はネットやオンラインゲーム、会員制交流サイト(SNS)などを使い過ぎる状態。日常生活に支障が出て、暴力や引きこもり、うつ病などの合併症や脳の障害を引き起こす恐れがある。厚生労働省は2018年8月、病的なネット依存が疑われる中高生は5年間で倍増し、推計93万人に上ると発表した。全体の7人に1人に当たる。半数前後がネットのやり過ぎで成績低下を経験していた。

 このうちゲームへの依存について、世界保健機関(WHO)は同年6月、「ゲーム障害」として新たな疾病に認定、国際疾病分類の最新版「ICD−11」に追加すると発表した。分類上はギャンブル依存症などと同列になる。

最新版は19年5月の総会で採択し、22年1月に施行予定。(1)ゲームをする時間や頻度などをコントロールできない(2)日常生活の中でゲームを最優先する(3)問題が起きてもゲームを継続、またはエスカレートする−といった症状が12カ月以上続いた場合にゲーム障害と診断できる。重症時は期間が短くても診断できる。」

各種依存症に関する実態調査、対策検討、予算措置、窓口の充実、人材育成等々、なすべきことは多々あります。

※こちらの内容は、行田朝仁FBページ、FB個人アカウント、ブログ、HP、ツイッター、LINEタイムラインでも掲載しております。

※フェイスブックはこちら https://www.facebook.com/gyota.tomohito

posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 🌁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月27日

横浜市「はしか」報告増加中について 4585

昨日は地元の会合とごあいさつまわり。夕方、恩田町の皆さんからご要望を頂いていた「この先行き止まり」看板の設置完了を確認。土木事務所のご尽力で完成。お喜びの声を頂きました。

暑さの一方で、横浜でも「はしか」に罹る方が増えています。一昨日、横浜市が「麻しん(はしか)の報告が増加しています。〜ワクチン接種で予防しましょう〜」との題で記者発表を行いました。

発表内容は次の通りです。

「横浜市では、感染症法に基づき感染症発生動向調査を実施しています。

横浜市内で報告された麻しんのうち、4月中旬までは海外で感染した事例のみでしたが、 4月下旬から、海外渡航歴がない患者の報告が増加しています。これらの事例は国内での感染が推測されますが、感染源や感染経路は不明です。

麻しんは感染力が非常に強く、せきやくしゃみなどの飛沫に直接触る、又は空気中に放出された麻しんウイルスを吸い込むことで感染します。特に密閉された空間で一定時間一緒に過ごした場合などには、同席した人に感染が広がります。免疫がない人が感染するとほぼ100%発症すると言われています。

麻しんの予防には、2回の予防接種が必要です。「過去に麻しんにかかったこと」又は「過去に2回の予防接種を受けたこと」が母子手帳等の記録で確認できない方は、かかりつけ医等に 御相談の上、予防接種を受けていただくことを強くおすすめいたします。

また、子どもの感染を予防するため、定期予防接種※で麻しん・風しん混合ワクチン接種を 確実に受けましょう。

※1回目:1歳以上2歳未満 2回目:5歳から7歳未満で小学校就学前1年間」

昨年から首都圏などで感染が拡大していますが、国では公明党がリードし、定期予防接種の機会がなかった現在39〜56歳の男性を対象に、2019年から21年度末までの約3年間、全国で原則無料でワクチン接種を実施しています。

無料接種の対象は1962年4月2日〜79年4月1日に生まれた男性。これらの男性は抗体保有率が約80%と他の世代より低く、予防接種法上の定期接種に位置付けて原則無料化し、東京五輪が開幕する20年7月までに85%以上へ引き上げることをめざしています。

ワクチンを効率的に活用するため、対象者はまず抗体検査を受け、結果が陰性だった場合に限って予防接種を受けることとしています。

対象者は居住地の市区町村内の医療機関で抗体検査や予防接種を受けることになります。

※こちらの内容は、行田朝仁FBページ、FB個人アカウント、ブログ、HP、ツイッター、LINEタイムラインでも掲載しております。

※フェイスブックはこちら https://www.facebook.com/gyota.tomohito
posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月26日

人間の営みと野生動物との共生について 4584

昨日は県本部での断続的な会議の後、地元へ戻る前に海岸通の「象の鼻パーク」で行われている「今のアフリカFestival横浜」へ。5月25日は「アフリカデー」。今年の8月28日〜30日に横浜市のパシフィコ横浜で第7回アフリカ開発会議(TICAD7)が開催されます。それも念頭に「横浜で本物のアフリカに触れる」をテーマに、アフリカ各国大使館のブースが設置されるなど文化、芸術、音楽、ファッション、 観光などアフリカの「今」を讃え、紹介するイベント。今日まで開催されています。ガーナのフフ(キャッサバなどの芋類を粉砕して練ったもの)にオクラスープをかけたものとエジプトのチキンケバブを食べました。私は元々エスニック系が大好きなので美味しくいただきました。暑いと思いますが、よろしかったらどうぞ。https://www.imanoafrica.com/jp

アフリカをはじめ絶滅危惧種を守る活動が世界中に広がっています。日本も例外ではありませんが、一方で「共存」に悩む声も少なくありません。

先日、公明新聞コラム「北斗七星」が記載していました。

「雄の成獣なら体長3メートルを超え、体重は1トンにも。そんなトド約200頭が北海道石狩市の石狩湾新港に姿を現し、「いまだかつてない大群」と地元の漁業関係者は頭を抱えた。

トドが日本海沿岸の道内各地に来遊するのは、毎年10月ごろから。6000頭ほどが冬を越し、5月下旬にはサハリンなどへと戻る。その間、ホッケやミズダコ、ニシンといった地域を代表する海産物を食い荒らす。長年、漁業被害額が10億円を下ることはない。

1日数十キロの餌が必要なトドにすれば、自ら獲物を追うより、網に掛かった大量の魚を狙えば労が少ない。簡単に破られない「強化網」の導入などが一定の効果を上げているものの、対策の決め手までには至らない。

準絶滅危惧種でもあり、この海域で許されている駆除数は年間500頭ほど。それも一筋縄ではいかない。揺れる船上から、波間に見え隠れするトドを仕留めるのは至難の業。ハンターの高齢化や人手不足も追い打ちを掛ける。今回は、「頻繁に船が行き交い、容易に銃を撃てない港湾内は“安全地帯”」とばかりに大挙押し寄せたともいえ、生きる“知恵”にも長けている。

人間の営みと生態系の保全をいかにバランスさせ、野生動物との共生を図るか。さまざまな課題を乗り越える粘り強い取り組みを続けるしかない。」

※こちらの内容は、行田朝仁FBページ、FB個人アカウント、ブログ、HP、ツイッター、LINEタイムラインでも掲載しております。

※フェイスブックはこちら https://www.facebook.com/gyota.tomohito

posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月25日

残念な不祥事「みんなでいじめよう」について 4583

昨日は市会で常任委員会関連の打ち合わせの後、県会での打ち合わせ。地元に戻り、佐々木さやか参議院議員と共に、日頃からお世話になっている企業の会合へ。感謝です。

ところで、また悲しい「いじめ」の報道がありました。横浜市立の小中高、特別支援学校等は全部で507校。そこに通う児童生徒は約27万人。教員数は1万9千人。私の知る範囲でも、殆どの教師は子ども達のために懸命に頑張っています。しかし、横浜市ではありませんでしたが、いまだ信じられない出来事が発生しています。日経新聞からです。

「福島県教育委員会は17日、県内の公立中で昨年10月、整髪料の付けすぎを理由に男性教諭(48)が黒板に当時3年の男子生徒の実名を示して「みんなでいじめよう」と書き、生徒がその後不登校に陥っていたと発表した。県教委は教諭を減給6カ月の懲戒処分にした。

県教委によると、教諭は授業中、頭髪に整髪料を付けすぎていると生徒を注意。黒板の「1日の行動目標」欄に生徒の名前と共に「調子に乗っているからみんなでいじめよう」と書いた。校内を巡回した校長が発見し、その日に消させた。

教諭は校長から指導を受け翌日、生徒に直接謝罪したが、生徒は徐々に休みがちになったという。教諭は県教委の調査に「生徒とは信頼関係があって、冗談で書いたつもりだった」と釈明した。

県教委は、保護者への説明が遅かったことなどから校長を戒告処分にした。」

これまでもそうでしたが、どうも納得のいかない処分内容。今回は「減給6か月」とのこと。処分すればいいといいものではありませんが、この結果を受け、問題の重さを、本人はどう感じるか、そして社会はどう感じるか。

以前から主張していますが、そもそも「採用基準から変えるべき」だと思います。

※こちらの内容は、行田朝仁FBページ、FB個人アカウント、ブログ、HP、ツイッター、LINEタイムラインでも掲載しております。

※フェイスブックはこちら https://www.facebook.com/gyota.tomohito
posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月24日

脚本家・橋田寿賀子氏の「私の履歴書」について 4582

昨日は本会議で議案関連質疑が行われ、公明党からは斉藤真二議員(都筑区)が登壇。新たな劇場整備、みなとみらい公共駐車場、介護保険条例等、多岐にわたり質しました。

ところで、今月の日経新聞「私の履歴書」は脚本家の橋田寿賀子氏。「おしん」をはじめテレビドラマの脚本家として第一人者。今月の履歴書は特に面白いです。

5月22日の第21回目。「「おしん」の「しん」は辛抱のしん。真実のしん。真剣のしん。体の芯のしん。曲がりくねった人生を一歩また一歩と進んでいく女の名前としてはそれしかない。おしんは昭和天皇と同い年にしよう。」

また、連載第7回から8回にかけ、戦後間もないころに山形県へ向かった同氏の体験が記されていましたが、そこが「おしん」をつくることになった原点のようでした。

「米沢から山形。そこから左沢線に入って寒河江を通り、終点が左沢だった。私たちが着くと伯母が疎開している材木問屋の使用人が荷馬車で迎えに来てくれていた。

材木問屋に向かう途中は一面、風にそよぐ稲穂の海だった。山形にはこんなにお米がある。「国破れて山河あり」という言葉が浮かんだ。

材木問屋に着くと養子の姉というおばさんが小豆のあんこで包んだおはぎをこしらえて待っていてくれた。ひもじい毎日を送っていた私たちは夢中で食べた。するとおばさんは「そんなに食べるな」という意味のことを言い、きな粉にゴマ、クルミ、枝豆を潰した「ずんだ」と七色のおはぎを大皿で運んできた。私たちは息をのんだ。

世話になっている間、そのおばさんはよく昔話をしてくれた。「この辺りでは、ついこの間まで小作人の娘は小学校を出るか出ないかの年になると、米1俵と引き換えに奉公に出たものだ。雇い主からもらう船賃は親にやり、うちの商品の材木で組んだ筏(いかだ)に乗って奉公先まで最上川を下って行ったんだね。普段口に入るのは大根飯ばかり。それは貧しかったよ」。おんば日傘で苦労もなく育った20歳の私は、ただ胸を突かれた。

山形の左沢(あてらざわ)で聞いた昔話は私を揺さぶった。農家では長男が家を継ぎ、次三男はよそに働きに出た。まして娘たちは口減らしのために幼いころから奉公に行くのが当たり前だった。赤ん坊を背負って子守をしながら学校に通う姿も珍しくなかったという。

都会育ちの私が知らないもう一つの日本の歴史がそこにある。私は「すごい話だな」と胸に刻んだ。」

この20歳の経験が、後の「おしん」につながったようです。

それぞれの時代に課題、問題あるにせよ、私などは高度成長期の日本に育ててもらい、豊かな時代の日本で子どもを育てることのできることに感謝です。次の時代を豊かに、そして人を残すこと、バトンタッチすること、それが、おしんの時代も、今の時代も、大人の役目かと思います。

今月の履歴書、よろしかったらどうぞ。

※こちらの内容は、行田朝仁FBページ、FB個人アカウント、ブログ、HP、ツイッター、LINEタイムラインでも掲載しております。

※フェイスブックはこちら https://www.facebook.com/gyota.tomohito

posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月23日

大学の学費なぜこんなに上がった?について 4581

昨日はあざみ野駅前での街頭演説の後、ごあいさつまわり。市会で各種打ち合わせ等。私は奨学金を借りて大学に通い、40歳まで返済していました。そうした経験を持つ者として、奨学金制度の充実を国と連携してきましたし、公明党が先頭に立って拡充を図ってきました。ただ、その反対側で学費の値上げが続いています。

先日、毎日新聞が記事にしていました。

「日本は1990年代から長いデフレにあるが、この間も、大学の学費はほぼ一貫して値上げされてきた。家計は負担に耐えられず、今や学生の2人に1人は奨学金を利用する。なぜ、こんなに学費負担が重くなったのか。

 ◇深まった私立大「学費依存」

 大学の2016年度入学者の「入学金+年間授業料」は、国立大81万7800円(国の標準額)、公立大93万1200円、私立大113万1200円。88年と比べ、国公立大は約2倍、私立大は約1.5倍だ。

 こんなに高くなった理由は、大学教育への公的支出が貧弱なことが大きい。高等教育への支出の家計負担割合は経済協力開発機構(OECD)加盟国中、英国に次ぎ2番目に高い。しかも、その重さは増すばかりだ。広島大高等教育研究開発センターの集計から、学生1人あたりの教育費負担(15年価格で算出)の推移をみると、政府負担は79年の79万円をピークに低下傾向にあり、14年は55万円。一方、家計負担は74年の41万円からからほぼ右肩上がりで、14年は120万円になった。

 この謎を解くには、高度成長期に歴史をさかのぼる必要がある。60年代は家計所得が大きく伸び、大学進学率が高まった。受け皿になった私立大では定員増や大学・学部新設が進んだが、経営基盤は弱く、原資は学費値上げに頼った。これは学生運動の激化にもつながる。

 そこで70年度に国の補助金(私学助成)が始まった。75年度には制度化され、80年には私立大の収入の3割に高まる。ところが国の財政難から、これをピークに補助金は縮小し、現在では収入の1割に落ち込んでいる。結果として私立大の学費依存はかえって深まっている。

 ◇定員割れ生んだ「30年で300校増」

 92年をピークに18歳人口は減少しているが、大学・学部設置の規制は緩み、大学の数は18年度で782校とここ30年で300校近くも増えた。大学全入時代で私立大の4割近くは定員割れとなっており、特に新設大では経営悪化に直結している。有力大は人気が高いが、教育研究を充実させるための支出が増えている。学費を値上げせざるを得ない状況がずっと続いているわけだ。

 一方、国立大は、高度成長期まで学費が低く抑えられ、70年度の年間授業料はわずか1万2000円だった。物価が上昇するなかでも、学費は「公共料金」とみなされ値上げには慎重だったからだ。

 だが、70年代に入るとこれが一変する。私立大との「学費格差」が問題視されたためだ。私立大の学生数は国公立大の3倍。その学費が高騰し私学助成も始まったため、「是正」を理由に国立大の学費は毎年のように値上げされた。04年度には国立大の入学金額は私立大平均を超える。

 国立大は04年に法人化されて独立採算となり、国の交付金は削減傾向にある。代わりに、国が定めた標準額から一定範囲(現在20%)内であれば大学が独自に学費を増減できるようになったが、その後の値上げはストップされている。各大学とも「値上げすれば交付金が削減される」(旧帝大の財務担当副学長)と恐れて横並びが続いてきたためだ。

 ただし、教育研究の高度化が求められるなか、国立大経営は厳しい。19年度には、東京工業大、東京芸術大が値上げに踏み切った。今後は他大学の追随が予想される。

 ◇セットになっていた「奨学金改革」

 だが、ここまで学費が高騰したのに、不満の声はさほど高まらない。理由は大きく二つ考えられる。

 一つは「教育に出費を惜しまない」文化が根付いていることだ。低所得家庭でも他の支出を抑えて進学費用を捻出する「無理する家計」は多い。

 もう一つは金融面の手当てができたためだ。国の奨学金事業は04年度に日本育英会から日本学生支援機構に改組され、それまで「低所得で成績優秀」の学生を対象としていた奨学金は、事実上誰でも借りられる「学生ローン」に代わった。学費負担を将来に先送りできる仕組みが整い、学生の4割はこの国の奨学金に頼っている。

 家計の学費負担が大きいことは超党派で意見が一致するが、財源不足が立ちふさがる。「高等教育の無償化」が20年度から導入の方向だが、低所得世帯が対象で、中間層には軽減にならない。「高騰する学費」は解決策のないまま問題が先送りされている。」

まだまだやるべきことがあると思います。

※こちらの内容は、行田朝仁FBページ、FB個人アカウント、ブログ、HP、ツイッター、LINEタイムラインでも掲載しております。

※フェイスブックはこちら https://www.facebook.com/gyota.tomohito

posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月22日

横浜市「介護の力の来日」と介護休暇について 4580

昨日の大雨。確認したところ、青葉区内では特に被害はありませんでしたが、また気候の大きな変化を感じました。

一昨日、横浜市が「ベトナムから介護のインターンとして ドンア⼤学の看護学⽣8名が来⽇しました」との記者発表を行いました。

横浜市が昨年7月にベトナムの3都市5大学等と締結した介護分野に関する覚書(MOU)に 基づき、ダナン市のドンア大学から介護のインターンとして8名が令和元年5月 18 日に来日。今後、特別養護老人ホームや介護老人保健施設で約9か月間の実習を行うとしています。

横浜市では、要介護認定者数の増加に伴い、2025年には約8500人の介護人材不足が見込まれています。そのため、海外からの介護人材受け入れ推進のため、留学生や技能実習生等について、ベトナムの3都市、ホーチミン市、ダナン市、フエ市や大学など覚書を結び、今回に至りました。

他方、昨日の公明新聞社説が「介護休暇 時間単位の取得進めるべき」とのテーマで記していました。

「政府の規制改革推進会議は、認知症など要介護状態の家族がいる労働者に取得が認められている介護休暇を、時間単位で使えるようにすべきとの意見書をまとめた。

家族を介護するため年間約10万人もの労働者が「介護離職」を余儀なくされる中、仕事と介護の両立を支援する取り組みとして重要だ。具体化に向け検討を急いでほしい。

介護休暇は年5日間の取得が可能で、2人以上を介護している場合は年10日間の取得が認められている。ただ、1日か半日単位の利用が原則で、使い勝手の悪さが指摘されていた。

例えば、デイサービスの送迎車を待ってから出勤するのに半日もかからない。ケアマネジャーが利用者宅でケアプランの実施状況を確認する「モニタリング」も短時間で済む。また、要介護者の体調の急変や徘徊などがあっても、早朝や夕刻であれば、半日も休まずに対応できる場合がある。

従って、介護休暇を時間単位で取得できるようにすることは、介護する側のニーズに応えた取り組みと言えよう。

まして2025年の日本は、高齢者の5人に1人が認知症になるといわれている。

しかし、年々増加している夫婦共働き世帯では、家族が介護に取り組める時間的余裕が少ない。また、高齢の親と未婚の子どもだけで暮らす世帯では、親子共に精神的に追い詰められるケースが増えている。

認知症の人を支える家族をサポートする体制を強化することは喫緊の課題であり、この点からも介護休暇を使いやすくする意義は大きい。

現在、企業に勤めながら家族を介護している人は約300万人に上る。介護休暇を時間単位で取得することを可能にすれば、企業にとって貴重な人材の喪失を防ぐことができる。

ただ、経営に与える影響についても目を向ける必要があろう。既に時間単位での取得が認められている公務員のケースも参考にしつつ、スムーズな導入を心掛けてほしい。

総務省によると、介護休暇制度の認識率は家族を介護している人の4割程度にすぎない。制度の周知徹底についても改めて努める必要がある。」

先日も荏田北にお住いのご婦人から、レスパイトケアに関するご相談を頂きました。時間的なものとともに、対象者拡大のご要望も頂きました。

介護ニーズがピークに達するとされる2025年の山。より工夫しながら、また海外の皆さんの力をお借りして、できることをすべてやりきり、安心の中で乗り越えていかねば、と思います。

※こちらの内容は、行田朝仁FBページ、FB個人アカウント、ブログ、HP、ツイッター、LINEタイムラインでも掲載しております。

※フェイスブックはこちら https://www.facebook.com/gyota.tomohito
posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月21日

イチローの言葉と単純化に潜む罠について 4579

昨日は新構成で初の健康福祉医療委員会。事業概要説明等。家に帰ると息子が録画していた「アメトーク!」を見ていました。「ありがとう イチロー」「カラダ作り独特の理論!!」との表示があり、イチロー選手が以前日本代表の稲葉監督のインタビューに答えていた映像が流されていました。

稲葉「トレーニングで体を大きくするのが流行っている」

イチロー「全然だめでしょ!」「自分の持って生まれたバランスがありますから、それ崩しちゃだめでしょ」「トラとかライオンとかウエイトしないですからね。」「筋肉が大きくなっても、支えている関節とか腱は鍛えられない」「だから壊れちゃう。重さに耐えられないから」「当たり前のこと」「人体を理解すると、動きとかトレーニングにだいぶ差が出る」

稲葉「それがわかったのはいつ?」

イチロー「僕も結構ウエイトトレーニングやりました」「やって体が大きくなって、うれしくなる」「でも、春先、スイングスピードが落ちる」「そういう失敗を毎年重ねて、6,7年は同じことを繰り返していた」「春先動けない→シーズン中はトレーニングができなくて痩せる→スイングスピードがあがる」「それが答え」「本来のバランスを崩しちゃダメ」

稲葉「でもみんなそうしている。今そういう時代。知識がありすぎる」

イチロー「頭でっかちになる傾向はあるでしょうね」

稲葉「でも最短でいける可能性もあるじゃない」

イチロー「無理だと思います。無理だと思います。」「全くミスなしで、間違いなしで、そこにたどり着いたとしても、たどり着けないんですけども、着いたとしても、深みは出ないです」

「やっぱり遠回りってすごく大事ですね。」「無駄なことって、結局無駄じゃないっていう考え方がすごい大好きで、僕は遠回りすることが一番近道だと信じています。」

これを見ていて、ネットの真偽不確かな情報に翻弄される昨今。また、ネットは便利で効率的だけど、得るべきものが得られず、またそれで失っているものがある。そんなことを感じます。ネットは使う側にまわり、振り回されないことが大事なのかなと思います。

コラム「名字の言」の一文を思い出しました。

「食事をする店をインターネットで探す。しかし、情報が多すぎて決められない。悩んだ末に“いつもの店”にしてしまった――こんな経験はないだろうか

選択肢が多すぎると判断を下しづらくなる。これは「ジャムの法則」と呼ばれる。米国の学者の次のような実験結果に基づくものだ

スーパーでジャムを並べた試食用テーブルを二つ用意した。片方は24種類、もう片方は6種類。前者に多くの客が集まったが、最終的にジャムを買った人の割合は、前者が試食者の3%だったのに対して、後者は30%だった(シーナ・アイエンガー著・櫻井祐子訳『選択の科学』文春文庫)

多すぎる選択肢に立ちすくむ。これは今の社会を象徴する現象のように思える。SNSなどあらゆる所から情報が入り、人々の生き方も多様化した。日々の生活や人生における私たちの選択の自由度は増している。しかし、それが真に豊かな人生、幸福な人生に直結しているかといえば、そうともいいきれない

膨大な選択肢があふれる社会にあって重要なのは「何を選ぶのか」という価値判断の基準であり、哲学である。果てしない大海原の中で賢明に針路を決定し、荒波をも越えていくための「羅針盤」が必要だ。」

本当にそうだなあと感じます。SNSは単純でわかりやすいが、単純化することで見失いっているものも。単純化に潜む罠。気をつけねばと思います。

※こちらの内容は、行田朝仁FBページ、FB個人アカウント、ブログ、HP、ツイッター、LINEタイムラインでも掲載しております。

※フェイスブックはこちら https://www.facebook.com/gyota.tomohito

posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月20日

「ネット上に『マナーポリス』が横行するわけ」について 4578

昨日は地元消防団の器具点検の後、ごあいさつまわり。天気が良くて助かります。また、地域から要望を受けて動いていた青葉消防団第三分団第三班倉庫前の川崎町田線センターライン等の整備完了の状況を確認。土木事務所の皆さんに感謝です。

日本社会にある「謎マナー」「知ってる人が偉くて、知らない人をバカにする建付け」「昨今の教養ブーム」等々。先日、「なるほど」と感じた一文がありました。週刊東洋経済「ネット上に「マナーポリス」が横行するわけ」。コミュニケーション・ストラテジストの岡本純子氏が納得の指摘をされていました。

「本当にどうでもいいじゃん」。最近のネットにはそんな話題にあふれている。まあ、ネットというのは、そもそもが、そういうところなのかもしれないが、とくに、人の心をざわつかせているのが、「謎マナー」というやつだ。

つい先日は、モデルの山田優さんが、「天皇皇后両陛下お疲れ様でした」とつづったブログが、「失礼だ」と話題になった。「お疲れ様」というのを目上の人間に使うのはおかしい、ましてや天皇陛下に対して……と、批判が集まったというのだ。

これに対して、国語の専門家が、「ほとんどの辞書では、目上の人に『お疲れ様』と使うことはおかしくない、とされている」とTwitterでコメントしているが、必要かどうかわからない、根拠のない「謎マナー」はまだまだ、星の数ほど存在する。

この10年ほどでネット上で急速に広がったのが、「『了解しました』は失礼」論だ。筆者もそんな書き込みを目にしてから、「承知しました」「かしこまりました」などと書き換えるようにした。そもそも、なんで、ダメなのかもよくわかっていないままに、「粗相(そそう)があってはならない」と同調してしまったのである。

ネット上で調べてみると、かつては「了解しました」は相手の年齢に関係なくOKとされていたらしいが、10年ほど前から、「了解=失礼」説が出始めたらしい。どうやら、根拠はあまりないらしく、ネットという拡散装置で、いかにも「真説」として流布してしまったようだ。

そもそも「箸の上げ下ろしまで」を気にする「重箱の隅をつつく」系の国民性であり、人の行動をありとあらゆる角度から規制する「ブービートラップ」が無数に存在する社会なのである。「男子の髪型は丸刈り」「下着は白」などのブラック校則から、上司以外のハンコは斜めに押す、履歴書は手書き、名刺は相手より低い位置から出す、ビールを注ぐときはラベルを上になど、理不尽すぎる謎マナー・ルールはゴマンとある。

なぜそれが必要かと言われれば、まったく理由が説明できない非合理ルールであっても、「慣習」「決まり」「風紀」「伝統」とか言われてしまえば、ぐうの音もでない。

こうした「古くからの伝統系ルール」に加えて、「エレベーターで話してはならない」とか、「飲み会に誘ってはならない」とか、「男性上司は女性の部下と2人きりで食事に行ってはならない」といった「新ルール」も次々と登場し、もうがんじがらめなのである。

例えば、この東洋経済オンラインの記事の中にも「キャリア女性はパンツスーツがいけない」と説く説が登場したが、いったい、いつの時代の「マナー」の話なのかと困惑した。

筆者が1990年代に記者として北朝鮮を訪問したとき、女性がみな極寒の中でスカートをはいているのに驚いたが、「女性はパンツをはいてはならない」という指導部の考えがあるからだ、とガイドから聞いて、同情しかなかった。

アメリカでも1993年まで、上院ではパンツをはいてはならない、というルールが存在していたように、女性にとってパンツスーツは、「長い戦いの末、勝ち取った権利」であり、男女同権の象徴的存在という意味合いもある。「伝統」なのか「お作法」なのか、もしくは男性ウケを考えて、「パンツNG、スカートOK」なのか、理由はよくはわからないが、やはり、こうした根拠なき「マナー」には違和感しかない。

「正解はたった1つ」でそれ以外は不正解
ただ、「はい、これが正解です。あなた、そんなことも知らなかったの?」という問いかけは、たぶん、今、日本人がいちばん好きなレトリックなのかもしれない。テレビを見ると、クイズ番組、常識番組が花盛りだ。雑学やニッチな知識を問題にし、「知っている人」が偉くて、「知らない人」をバカにする建付けだったりする。すべての問いに「正解はたった1つ」。それ以外は不正解、価値がないのである。

コンピューターで調べれば何でもすぐに答えが出てくる時代に、「雑学のような知識」で人の知性を測る手法もいかがかと思うが、「思考力」よりも「知識」に価値が置かれやすい。

昨今の「教養ブーム」について、「会社で出世しなかったり、うまくいかなった人たちが、俺は『教養』があるんだ、と成功者をバカにするための、ルサンチマン(弱者が強者に対して、憤りや憎悪の感情を持つこと)的意味合いがある」と、ある専門家が解説していたが、「マナー」にもそういった側面があるのかもしれない。

不思議なことに「お疲れ様でした」も「了解しました」も、何気なく使っていたときは何も問題がないと思っていたのに、「これが失礼だ」という説を聞いた瞬間に、「そんなものか」と簡単に受け入れて、言い換えるようになる。そして、それ以来、他人が使うと、「間違っているのに、なぜ気づかないのか」などと腹立たしくなり、自分が「マナーポリス」化してしまうところがある。

5月13日には、京都の銭湯の店主が、初めて銭湯を利用する客や若者のマナー違反にきつい言葉をかけたりしかりつける常連客に対し、「優しく注意してほしい」と掲示した張り紙がTwitter上で拡散している、という京都新聞の記事が話題になった。張り紙は「浴場ルールを理解されていない人もいるが、それは悪意はなく、経験が少ないだけであり、きつい言い方で叱るのではなく、優しく注意するか、番台に声をかけてほしい」といった趣旨で、行き過ぎた「マナーポリス」にやんわりとくぎを刺す内容だった。

「マナーポリス」は、「人に迷惑をかけることは大罪である」という日本人独特の考え方の延長線上にあるとも考えられるが、自分がかけているかもしれない迷惑は棚の上にあげて、「他人の迷惑は絶対に看過できず、厳しく罰するべきである」という狭量さ、非寛容性を帯びている。

欧米の教育では、「正解」といったものはあまりない。自分なりに問いを立て、解を見つけるプロセスが教育だが、日本では、つねに「正解」というものがあり、生徒はその「正解」を習い、覚えるのが教育である。だから、自分から「正解」を作り出すのではなく、与えられたい。そういった意味で、日本は「マナー」という「正解」が大好きで、妄信するきらいがある。

また、失敗してもいいから、新しいことにトライしようという「加点主義」というよりは、間違いや失敗を極端に恐れる「減点主義」の下では、「マナー」というプロトコールに1から10まで従っておけば、失点はないし、マネをしておけば、問題はないという計算も働く。

非合法的マナーの強要が「常識」になっている不条理
そして、その「正解」に従おうとしない人を排除しようとする「ムラ社会」的メンタリティーが「マナーポリス」の跋扈(ばっこ)を招いている。

多くの「マナー」が、日本独特のタテ社会の常識の下に培われたものだ。目上、目下という順列を守るための規則集という側面もある。それが文化であり、慣習であり、伝統であるとされる場合、打ち破るのは極めて難しい。そうした「旧説」がアップデートされないままに、「新説」まで加わって、合理性もなく、説明することもできない「ゴーストルール」が蓄積されていく。

「マナー」の怖さは、知っている者がエラく、知らない人は常識がないと単純化し、遊びも余白も自分なりの解釈も許されないところにあり、それが時に、排他性に結びつくところではないだろうか。本来は相手が不快に思ったり感じたりしないようにするための行儀・作法という意味だが、その決まり事は国や時代、人などによってまったく異なるわけで、「真実」とも「常識」とも違う。

言葉もマナーも時代に合わせて進化する。1ミリの隙も許されない、根拠のない、非合理的マナーの強要は思考力も創造性も奪うものでしかない。」

「『正解』に従おうとしない人を排除しようとする『ムラ社会』的メンタリティーが『マナーポリス』の跋扈を招いている」との指摘。まさにそうだなと感じます。何でもかんでも他国と同じである必要はありませんが、人が幸せに生きるための何かは寄せて欲しいところ。比較的海外に長くいたこともあり、ムラ社会独特の妙なルールには、「どうかな」と感じることがあります。

横浜開港160年。日本の開国で物理的に開かれ、発展してきた日本。只、この指摘の通り、島国日本の人の心には、個人的には変えたほうがいいのにと感じる、「ムラ」があると思いますし、ここの扉も開いた方がいいのにと感じます。

※こちらの内容は、行田朝仁FBページ、FB個人アカウント、ブログ、HP、ツイッター、LINEタイムラインでも掲載しております。

※フェイスブックはこちら https://www.facebook.com/gyota.tomohito

posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月19日

「ピロリ菌除菌 効果は様々」について 4577

昨日は地域の皆さんが待ち望まれていた、荏田コミュニティハウスの開所式が行われました。子どもから大人まで広く利用される場所に。そして、元気で長生き。さらによりよい地域となるよう期待しています。その後、市民相談対応等。もえぎ野公園の樹木についてのご要望を伺っている際、丁度公園を管理されている市に指定された業者の方がいらっしゃり、課題について話ができました。

ところで、先日、日経新聞「がん社会を診る」に東京大学病院の中川恵一准教授が「ピロリ菌除菌 効果は様々」と題して寄稿されていました。私も何年か前に検査を受けて見つかりませんでしたが、早めの対処が大事です。

「胃がんの原因となるピロリ菌の感染は免疫力が完成する5歳くらいまでに食べ物などを通して起こります。一度感染すると、そのまま胃に住み続けることがほとんどです。

胃液は、金属も溶かす強酸性ですから、ふつうの細菌は生きていけません。しかし、ピロリ菌はアルカリ性のアンモニアを作って胃酸を中和しながら生きています。これに伴う炎症などが胃潰瘍、十二指腸潰瘍のほか、胃がんの発症につながります。
冷蔵庫や水道が普及する前の感染率は、100%近かったと考えられています。人類はピロリ菌と切っても切れない関係だったのです。

1970年代でも日本人の4人に3人が感染していました。しかし、90年代での感染率は約5割、最近では35%程度まで減少しています。

幼児期の食物衛生が悪かった世代の感染率が高いのに対して、若い世代の感染率は減少の一途をたどっています。胃がんの原因の98%がピロリ菌感染とされますから、胃がんは急速に減っています。

胃がんの他、ピロリ菌は胃粘膜に存在するリンパ球の一部が腫瘍化する「悪性リンパ腫」の原因にもなります。ふつうの胃がんが薬物だけで治ることはありませんが、このタイプの悪性リンパ腫では、ピロリ菌の除菌によって消えてしまうことも少なくありません。このため、多くの胃の悪性リンパ腫では、放射線治療や抗がん剤ではなく、除菌を最初に実施します。

ピロリ菌は胃とは全く関係のない病気の原因にもなります。血液の成分のうち、出血を止める働きを持つ血小板が減少してしまう「特発性血小板減少性紫斑病」です。国の難病に指定されています。この病気になると出血しやすくなり、皮膚に内出血による紫色の斑点が出るので「紫斑病」とも呼ばれています。

「特発性」という病名は、原因が特定できない場合につけられますが、最近、ピロリ菌感染が原因の一つになることがわかってきました。ピロリ菌に対する抗体が血小板に対しても攻撃することがあり、血小板の数が減ると考えられています。除菌によって半数近くのケースで血小板数が回復するとされています。

ピロリ菌の除菌は胃がん予防以外にも、さまざまな恩恵をもたらしてくれるのです。」

先日、東京都大田区が新成人を迎える区民を対象にピロリ菌の有無を調べる検査を無償で提供すると発表。ピロリ菌は胃がんの主因とされていますが、胃がんの早期発見・治療を図るとともに、区民の健康意識の向上などにもつなげたい考えとのこと。新成人6400人が対象で、区主催の成人式の案内通知とともに区の指定医療機関で使える検査の無料券を送るとしています。6千〜7千円かかる検査が自己負担ゼロでできるとのことです。他方、横須賀市が中学2年生の全生徒を対象に実施するとのことです。

市民、区民の健康ために使う税金。決して無駄ではないと思います。

※こちらの内容は、行田朝仁FBページ、FB個人アカウント、ブログ、HP、ツイッター、LINEタイムラインでも掲載しております。

※フェイスブックはこちら https://www.facebook.com/gyota.tomohito

posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月18日

新たな議会構成と「市政広報を届ける難しさ」について 4576

昨日、4月の統一地方選挙を経て、新構成となって初の横浜市会定例会が開会。新たな会派構成、議席などが決まると共に、自民党の横山正人議員を議長に、谷田部孝一議員を副議長に選出。委員会構成も決まりました。常任委員会については、私は健康福祉医療委員会の副委員長に。特別委員会は大都市行財政制度特別委員会の委員となりました。健康福祉医療委員会がかかわる課題も多岐にわたります。例えば、介護の関係、認知症対策をはじめ依存症対策も含まれます。地域の声を頂きながら、安全・安心の横浜へ。頑張ります。

市会の情報をお伝えすることは大事なこと。先日、日経新聞川崎支局が「市政広報を届ける難しさ」と題して記事にしていました。

「2019年3月14日付の本欄「『坂の上』街づくりの行方」で、川崎市宮前区役所の移転計画について書いたところ、宮前区民の読者から支局へ電話をもらった。「区役所を移転する話があるなんて、まったく知らなかった」という。

その約1カ月前にも移転計画について記事にしていたが、あまり大きな記事ではなかったので気づかれなかったのかもしれない。身近な話題に関心をもつ読者へ記事が届かなかったことは、こちらとしても残念だ。ほかにも別の読者から「もっと詳しい情報を知りたい」という電話があった。読者が求める情報をもっときちんと届けるために何が必要か、電子版の活用なども含め、反省と工夫が必要かもしれない。
「そもそも移転計画自体を知らない区民が大勢いる」という声は、計画に反対する市民グループなどからこれまでも上がっていた。「市は区民にきちんと説明しようとしていない」という批判もある。

もちろん、市側も広報や説明の努力を怠っているわけではないのだろう。18年2月、宮前区役所を東急田園都市線・鷺沼駅前に移転するか、現在地で建て替えるかなどの案を比較検討する方針を公表した後、住民説明会を複数回開いた。19年2月に区役所移転を含む鷺沼駅周辺再整備の基本方針案を公表した後も、市政だよりの「宮前区版特別号」を発行し、計画の中身を伝えると同時に市民説明会の開催も告知した。

とはいえ、これは川崎市だけの問題ではないが、市政だよりや県民だよりが多くの人に読まれているかというと、かなり心もとない。新聞折り込みで各世帯に配布しようとしても、新聞を必ずしも購読しているとは限らない。折り込みとは別に戸別配布しても、結局、チラシ類と一緒に中身も見ずに捨ててしまうという、というケースもあるだろう。

福田紀彦・川崎市長は3月18日の記者会見で「今回の移転問題に限らないが、市政の課題や情報をどうやって市民の皆さんにお伝えしていくかは、常に大きな課題だ」と語った。特に大規模災害の発生時などには、市民に必要な情報を周知することがとても重要になる。すでに一部で取り組みが始まっているが、インターネットの交流サイト(SNS)の活用など、若い世代にも情報が届きやすい方法を考える必要があるだろう。」

川崎市に限った話ではありませんが、まだやるべきことはあると感じます。

※こちらの内容は、行田朝仁FBページ、FB個人アカウント、ブログ、HP、ツイッター、LINEタイムラインでも掲載しております。

※フェイスブックはこちら https://www.facebook.com/gyota.tomohito

posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月17日

10月から幼児教育・保育無償化について 4574

昨日は江田駅前での街頭演説、ごあいさつまわり、市会へ向かい打ち合わせ等。幼児教育・保育を無償化するための改正子ども・子育て支援法と、所得が低い世帯の学生を対象に大学、専門学校など高等教育を無償化する大学等修学支援法が、今月10日の参院本会議で与党と国民民主党などの賛成多数により可決、成立しました。10年以上かかりましたが、公明党の長年の主張が実現。簡単な道のりではありませんでした。与党・公明党に対して様々な声がありますが、政策を実現したかどうかがすべて。一部マスコミなどに誘導された「感覚的」な話に振り回されているケースも目にしますが、両党間の議論の中身などは表に出るものではありませんし、常に相当なやり取りが行われるなかで物事が決まっています。公約をいかに実現して有権者に応えていくかが政党の使命。それを忘れて批判に終始する政治家などは仕事をしていないも同然。マスコミというフィルターを通っても、しっかりと事実が伝わって欲しいと思います。

自公両党、それぞれの目指すところを示し、議論し、合意形成を図りながら、結果に結びつけています。何年も前から「OECD各国にならって、少子化に時代にあっては教育費の負担を軽くすべきだ」とマスコミが紙面を割き、野党を含めた各党がその必要性を認識し、発言していたにもかかわらず、いざやろうとすると「あれが問題だ」「これが問題だ」と言って一部マスコミ、政党などはその歩みを止めようともします。事実、今回の法律も、立憲民主党と共産党は反対しました。

同法成立にあたり山口代表がコメントしました。

一、(保育ニーズが高まり、待機児童が増えるとの指摘に対して)待機児童対策は無償化と並ぶ“車の両輪”。両方とも進めていくことが重要だ。保育利用率が3割超の0〜2歳児は、まず一部世帯への無償化を行った上で、無償化の拡大と保育の受け皿確保を進めていく。無償化と待機児童対策のどちらかを優先するという考えではない。

一、(国の基準に満たない施設も対象としたことについて)都市部では認可保育所を設置するための立地の確保が難しいことから、認可外や自治体独自の認証保育所が生まれている。そうした背景を無視した主張だ。どのような形態であれ、保育の必要がある家庭に対する経済的支援が求められている。基準に満たない施設には、きちんと改善を誘導していく姿勢が重要だ。

一、(立憲民主党の対応について)旧民主党は、社会保障制度が高齢世代に偏っていると批判してきた。消費税を生かし、子育て支援を社会保障の柱の一つに据える「社会保障と税の一体改革」の議論も忘れている。日本の社会に責任感を貫けない対応は厳しく批判されるべきだ。子育て世代に安心感を持ってもらえるよう説明を尽くしたい。

今回決まったいずれの無償化も、財源には10月の消費税率10%への引き上げによる増収分が活用されます。

改正子ども・子育て支援法により、3〜5歳児(就学前3年間)は全世帯、0〜2歳児は住民税非課税世帯で10月1日から認可保育所などの利用料が無料。約300万人の子どもが恩恵を受ける見通し。

認可外保育施設(ベビーシッターなど含む)や幼稚園の預かり保育の利用者にも一定の上限額を設けた上で費用を補助。

給食費は無償化後も引き続き自己負担になりますが、公明党の主張で、おかずなどの副食費の免除対象は現在の生活保護世帯などから、年収360万円未満の世帯にまで広げることに。

大学等修学支援法は、所得が低い世帯の学生を対象に、授業料減免や返済不要の給付型奨学金を大幅拡充することで高等教育を無償化。2020年4月から、新入学生だけでなく、在校生も対象となります。

減免の上限額は、国公立大が入学金約28万円、授業料は年間約54万円、私立大は入学金約26万円、授業料約70万円など。給付型奨学金の上限額は、国公立大などに通う自宅生は約35万円、自宅外生が約80万円。私大などは自宅生が約46万円、自宅外生は約91万円。

公明党は、今回の高等教育無償化の対象にならない中間所得層でも負担軽減を図るよう訴えていますが、3月14日の衆院本会議で柴山昌彦文部科学相は「検討を継続する」と答弁しています。

大事なことは「何を言ったかでなく、何をやったか!」。引き続き、「教育負担の軽減」「公約の実現」に向け、公明党は頑張ります。

※こちらの内容は、行田朝仁FBページ、FB個人アカウント、ブログ、HP、ツイッター、LINEタイムラインでも掲載しております。

※フェイスブックはこちら https://www.facebook.com/gyota.tomohito
posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月16日

マルチ商法 20代被害増について 4573

昨日は市民相談対応、ごあいさつまわり、地元での打ち合わせ等。先日、近所のお好み焼き店にごあいさつに伺うと、店主から「ひとつ相談いいですか?」とのお声がけ。地元の大学生が「ビットコインで大儲けできる」「借金してもすぐに返せる」「俺はこれを一生の仕事にする」「早く準備してくれ」などの言葉で友人に消費者金融で40〜50万円の借金をさせる。まだビットコインを現金化した話はまだないが、話している本人の生活はとても派手。恐らく、ビットコインで儲けているというより、集めたお金を使っているよう。ネットビジネスというより「ねずみ講」だと思うとのこと。こうなると警察の出番です。

朝日新聞がマルチ商法の被害にあう若者ついてを記事にしていました。

「必ずもうかる」という言葉につられ、逆にお金をだまし取られた――。そんなマルチ商法(連鎖販売取引)に関する20代の相談が突出している。2022年には成人年齢が18歳になり、借り入れ契約などを自由に結べる人が増える。被害の拡大を危ぶむ声もある。

 近年は大学内で勧誘されるケースも相次いでいる。埼玉県内の男子大学生は20歳になったばかりの17年夏、友人から「いいバイトがある」と言われ、30歳代の男を紹介された。

 バイトは中国の通販サイトの商品を国内で転売する内容。ノウハウ取得のため男の会社と50万円でコンサル契約を結ばなくてはならないが、会社に知人を紹介して新たなコンサル契約が結ばれれば10万円が支払われる、という内容だった。

 大学生は「50万円もの金はない」と断ったが、男は「500万円した」という腕時計を見せながら「必ずもうかる」と熱弁を振るった。結局、大学生は消費者金融でお金を借りて契約。しかし、その2日後、男とは連絡が取れなくなった。

 勧誘された人が新たな買い手を誘い込むことでマージンが稼げるマルチ商法。それに関する相談が国民生活センターに例年、全国で1万件前後ある。18年度は9759件で、年代別の最多は4割を占める20代だ。

 消費者問題に詳しい貞松宏輔弁護士(埼玉弁護士会)は「悪徳業者は成人になったばかりの人たちを積極的にターゲットにしている」と指摘する。社会経験や知識が乏しい一方、借り入れやローン契約で使えるお金が一気に増え、親の同意なしで契約ができるようになることが影響しているという。22年4月の改正民法施行で成人年齢が18歳になれば被害はさらに拡大するおそれがある。

 被害に遭った場合などは、消費者ホットラインの「188」や埼玉弁護士会の法律相談センター(048―710―5666)が相談に応じる。

 ただ「被害金を取り戻すのは簡単ではない」と貞松弁護士。裁判で勝訴しても相手側に支払い能力がないなど回収できないケースも多く「とにかく相手側にお金を支払う前によく考え、周囲の人に相談することが重要です」と話している。」

地元青葉区にある大学の学生の間でも、こうした問題があるとの話も耳にしました。未然防止のための厳しい対応が必要だと思います。

※こちらの内容は、行田朝仁FBページ、FB個人アカウント、ブログ、HP、ツイッター、LINEタイムラインでも掲載しております。

※フェイスブックはこちら https://www.facebook.com/gyota.tomohito
posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月15日

新紙幣について 4572

昨日は地域の皆さんから頂いていた千草台の庚申塚交差点の安全対策が完了した状況を現場確認した後、市会での各種打ち合わせ、会議。夜は県本部での会議。

最近は様々な会社の電子マネーが登場し、派手な宣伝も相まって花盛りといった感じです。私はせいぜいnanaco程度で、まだスマホ決済さえしていません。「スマホなくしたらどうしよう」などと考えて二の足を踏むのは、変化についていけてないからなのかもしれません。こうした中、新元号が始まるにあたり、5年後に新紙幣が発行されるとのニュースがながれました。

先日、公明新聞コラム「北斗七星」が記していました。

「新紙幣が5年後の2024(令和6)年から発行される。1万円札が渋沢栄一、5千円札が津田梅子、千円札が北里柴三郎。「令和」を生きる上で“3紙(氏)”と数多くの出会いを重ねたいものだ。
紙幣の刷新は04年以来。偽造防止のため、政府がほぼ20年おきにデザインを変えている。人選は「明治以降に活躍した文化人」が基準だという。その顔ぶれからは、時流が読み取れる。

5千円札は女流作家・樋口一葉から女子教育の先駆者・津田へバトンタッチ。千円札は細菌学者の野口英世から北里へ。女性の活躍と科学技術が尊重されているのは明らかだ。次は女性が1万円札の顔になるかもしれない。

庚申塚交差点対策後20190510 (3)新紙幣発行にはさまざまな経済効果も。現金自動預払機(ATM)や自動販売機の改修・更新などで特需が1.6兆円に上るとの試算がある。約50兆円もの「タンス預金」や、446兆円(17年度)と過去最高を更新する企業の内部留保が、新札に交換する動きと相まって消費や投資、賃上げに回る期待もある。

お金について、「日本実業界の父」と呼ばれる渋沢は語った。「よく集めて、よく使い、社会を活発にして、経済活動の成長をうながすことを、心ある人はぜひとも心がけて欲しい」(『現代語訳 論語と算盤』守屋淳訳、ちくま新書)。公明党も重視する「経済の好循環」である。」

大学生時代にかけもちしていたバイトのひとつに塾の講師がありましたが、生徒であった中学生に「顔が新渡戸稲造に似てるね」と言われたことがあります。当時、5千円札の肖像として使われていたわけですが、個人的には「一体、どこが似てるのだろう」と思ったことを思い出しました。

※こちらの内容は、行田朝仁FBページ、FB個人アカウント、ブログ、HP、ツイッター、LINEタイムラインでも掲載しております。

※フェイスブックはこちら https://www.facebook.com/gyota.tomohito
posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月14日

「日本の生産性」について 4571

昨日は青葉台駅前での街頭演説、市政報告配布の後、ごあいさつまわり、不動産関係の会合等々。「働けど良くならず。どうしたのもか」とは昨日の会話。働き方改革、健康経営など様々な話があります。結果がすべて。生活者の日々の生活を安定させ、安心につなげるために何が必要とされているのか。まわりがどう言おうと、責任ある立場の方の判断力、実行力が試されています。

先日、週刊東洋経済が「日本人は経済を「信仰の対象」にしてしまった」とのテーマで、デービッド・アトキンソン氏と北野唯我氏の「日本の生産性」に関する対談を掲載していました。抜粋です。

「アトキンソン:人事評価がなぜできていないのか、これもやっぱり分析不足に原因があります。こいつはいいやつだとか、無茶苦茶切れるよねとか、感覚だけで判断している。

最近見つけた海外の研究では、女性は自分の実力を1割過小評価し、男性は3割過剰評価するとありました。つまり男性の場合、実力がないのに自信満々な経営者になりやすい(笑)。

最近、この研究が海外でクローズアップされています。カリスマ性が強ければ、それが経営能力の有無より優先されて、その人がトップにふさわしいと思われてしまう。逆に、経営能力はあるけれど態度が控えめな人はトップに向いていないと思われがちであるという分析です。

実は海外でも、これまでは経営実績がきちんと測られていないことが多いのです。実際に測ると、カリスマ性の強い社長の実績はイメージよりかなり低いことがわかってきました。海外でも、トップの評価をはじめ、能力の数値化は今後の課題のようです。」

「アトキンソン:今の日本の低い生産性の原因は、労使のどちらにあるのかという問題があります。今までの国内の議論は「問題は労働者にある」という結論でした。だから「働き方改革」とともに「労働市場の流動化」や「解雇規制の緩和」などが議論されています。しかし、解雇規制と生産性の相関性は、日本で思われているほど高くはありません。

考えてみれば当たり前です。そもそも本当に「解雇したい人」の数は当然、少ない。しかも、あまり使えない人ですよね。使えない人を流動化したからといって、その人がいきなり他の会社でとんでもない実績を出すようになるかといったら、それは期待薄ではないでしょうか。

データを分析してみると、日本の場合、人材の評価は悪いわけではないし、物的生産性・人的生産性のところに問題は確認できない。しかし、経営者の生産性を測る全要素生産性の部分は著しく低いのです。日本の生産性問題の本質は労働者ではなくて、経営者にあります。

働き方改革を否定するつもりはないですが、経営者の改革こそ重要で、それが行われないとむしろ悪い方向に進んでしまうと思います。」

鋭い指摘だなと思いました。組織の力の源は評価する側の力。新たな時代に変化できるかが問われます。

※こちらの内容は、行田朝仁FBページ、FB個人アカウント、ブログ、HP、ツイッター、LINEタイムラインでも掲載しております。

※フェイスブックはこちら https://www.facebook.com/gyota.tomohito
posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月13日

ラグビーW杯 横浜の経済効果98億円について4570

昨日は地元でのごあいさつまわりの後、鶴見区での会合へ。先週金曜日にたまプラーザ駅前で街頭演説をしていますと、かなり早い時間でしたがラグビー元日本代表の吉田義人さんが大きな荷物を抱え、笑顔で挨拶されながら前を通って行かれました。様々なイベント等でお会いしますが、ラグビーワールドカップを間近に控え、大忙しの吉田さん。スポーツの振興と共に、ワールドカップの成功に向けて活躍されています。

先日、日銀が「ラグビーワールドカップの経済効果」について発表していました。日経新聞からです。

「日銀横浜支店は(4月)19日、9〜11月に開催予定のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の横浜市への経済波及効果の試算をまとめた。市内で開催する7試合の観客数は延べ45万2620人で、観戦客が市内で支出する観光消費額や波及効果は98億円になると算出した。パブリックビューイングや事前キャンプなど今回の試算の対象外の経済効果も期待できるという。

9〜11月に予定されている48試合のうち、横浜国際総合競技場で開催予定の7試合についてまとめた。98億円のうち、国内客による効果は49億円、海外客は48億円だった。直接効果は68億円だった。

試算は過去の大会のスタジアム充足率などをもとに観戦客数を算出した。その上で、市内での支出にあたらない国内線の空路移動や、新幹線などの交通費を除きつつ、宿泊や飲食などの消費額を算出した。

同支店は「インフラの整備や警備、パブリックビューイングなどの波及効果も多数あると思われる」としている。」

今年はラグビー。来年はオリンピック・パラリンピック。いずれの大会も、無事故、大成功をと願っています。

※こちらの内容は、行田朝仁FBページ、FB個人アカウント、ブログ、HP、ツイッター、LINEタイムラインでも掲載しております。

※フェイスブックはこちら https://www.facebook.com/gyota.tomohito
posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月12日

タンポポについて 4569

昨日は地元の公園に整備された散水栓、老朽化して取り換えられた新たなベンチを確認。お声を頂き行政と協議し完成しました。公園掃除をされていた皆さん、喜ばれていました。その後、中区での会合、打ち合わせ等。移動で歩いていますと、横浜公園などで見るきれいに植えられたチューリップなどの花々も美しいですが、道端で見かけるタンポポもホッとする何かがあります。日本古来のタンポポもあれば、外来種も多く、日本に生息するその数は合わせて60種類ほどあるそうです。

先日、「名字の言」が味のある一文を掲載していました。

「道端の石垣の割れ目で、タンポポが咲いていた。幼子の手を引きながら母親が言う。「どこから飛んできたのかな」。

白い綿毛のことだろう。風に運ばれてきたのかもしれない。アスファルトだらけの場所であっても、わずかな隙間さえあれば綿毛は地中深くに根を下ろす。母は凜とした黄色の花を指さして、「きれいだねえ」と、わが子に優しくほほ笑んだ。

詩人・金子みすゞの作品に、タンポポをたたえた一詩がある。「瓦のすきに、だァまつて、春のくるまでかくれてる、つよいその根は眼にみえぬ。見えぬけれどもあるんだよ」(『空のかあさま』JULA出版局)。タンポポは環境を選ばない。雨の日も風の日も、今いる場所で下へ下へと根を張っていく。だからこそ踏まれても踏まれても、何度でも起き上がる。

タンポポの花言葉の一つは「幸福」。それなら綿毛は“幸せの種”といえようか。

何があっても負けない自分に――その人こそ「花を咲かせる人」「種まく人」、そして「幸福の人」である。

何かとある毎日ですが、毀誉褒貶に振り回されず、タンポポにならって根を張っていきたいなと思います。

※こちらの内容は、行田朝仁FBページ、FB個人アカウント、ブログ、HP、ツイッター、LINEタイムラインでも掲載しております。

※フェイスブックはこちら https://www.facebook.com/gyota.tomohito
posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする