2019年05月10日

横断歩道での一時停止について 4567

昨日は行政機関での打ち合わせ、ごあいさつまわり。ある自動車整備工場のご主人との会話の中で、「また子どもを犠牲にした事故が発生したけど、悪いのはルールを守らないドライバー」「自分さ良ければいいかのような歩行者は危なくて仕方ない」「常識的な、ルールを守る社会にしてほしい」とのお声を頂きました。

一昨日、田奈駅前で街頭演説をしていますと、「ピー、ピー」とけたたましく鳴り響くホイッスルの音が。お巡りさんが信号無視をして横断歩道を渡る歩行者に対して警告。その歩行者、何事もなかったかのように駅前のローソンに入店し、消えていきました。

殆どの方が信号が青になるのを待っていたわけですが、当たり前のように「乱横断」「信号無視」する姿があります。その前を通っていた田奈小学校に向かう集団登校の子どもたちはどんな思いで見ていたことか。

「自由」と「放縦」は異なります。社会の秩序が守られなくなると、法律、規則が厳しくなっていくことはひとつの傾向。「自己責任」と言っている人もいるようですが、ぶつけた側に責任が課せられる現実を見れば、大いなる勘違い。「あなたのルール違反は他人に迷惑をかけている」言わざるを得ません。

ところで、信号機のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしているときに一時停止することは当然のことですが、それができていない、ワースト県が栃木県であるとの報道がありました。そこで同県の交通安全協会などがドライバーに注意を呼びかける動画を制作したとのこと。NHKニュースが取り上げていました。

「去年、JAF=日本自動車連盟が行った調査によりますと、歩行者が横断歩道を渡ろうとしているときに一時停止した車の割合は、栃木県が0.9パーセントと全国で最も低かったということです。

ドライバーに注意を呼びかけようと、栃木県警察本部と県交通安全協会は、オリジナルの動画を制作し公開しています。

動画では、道路を挟んで反対側にいる恋人どうしが、横断歩道を渡って相手に近づこうとしますが、車が一時停止せず絶え間なく通過するため、ずっと会えない様子をコミカルに表現しています。

動画は、栃木県警察本部のホームページから見ることができて、警察は「車を運転するドライバーは、歩行者の身になって優しい運転を心がけてほしい」と話しています。」

同様の問題について、以前、日経新聞コラム「春秋」が記していました。

「日本の交通事故の特徴は、「車が人や自転車をはねる」である。当たり前のように思えるが、欧米では死者の多くが車同士の事故によるもので、歩行中や自転車走行中の死者は全体の2〜3割ほど。それが日本では約5割にのぼる。弱者に厳しい交通環境といっていい。

歩行者が巻き込まれる事故のニュースが連日報じられている。運転技能の衰えや漫然運転など指摘される原因は様々だが、運転する責任を軽んじ、周囲への配慮を大きく欠いている点は共通する。日本自動車連盟(JAF)の調査では、信号がない横断歩道を歩行者が渡ろうとしても、停車する車は1割に満たないという。

海外の人が首をかしげる日本の風景に「歩道橋」がある。多くは昭和期に自動車の急増を受け、歩行者を橋の上に避難させる発想で設けられた。車道を走るはずの自転車も歩道へ誘導した。事故を防ぐ緊急対策の効果はあったが、他者に不便を強いようとも道路は車が優先、との意識を定着させてしまったのかもしれない。

事故発生後24時間以内の死者数は、昨年戦後最少を更新した。それでも3532人である。平成の30年間では22万人を上回る。地方の中核市が丸々1つ消えてなくなった計算だ。お年寄りが渡っていると、途中で信号が赤になってしまう。そんな横断歩道にも、高度成長期の残滓(ざんし)を見る。令和の時代には持ち越したくない。」

私の父は、私が小学5年生の時に交通事故で亡くなりましたが、その時に比べると事故死の数は1/3程度になっています。しかし、「ゼロ」であって欲しいですし、そのために必要な取り組みは少なくないと思います。

※こちらの内容は、行田朝仁FBページ、FB個人アカウント、ブログ、HP、ツイッター、LINEタイムラインでも掲載しております。

※フェイスブックはこちら https://www.facebook.com/gyota.tomohito

posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。