2019年08月15日

「医の力」について 4664

昨日は市民相談対応、行政機関との打ち合わせの後、散髪へ。同じ青葉消防団で活躍するご主人。消防出動はもとより、猛暑の中、救急車の頻繁な出動を心配されていました。

子どもから大人まで、また介護を必要とする方や障がいを持つ方にとって、医療提供は重要な社会基盤。今に始まった話ではありませんが、その基盤が大きく揺れています。

深刻な医師、看護師不足。今年6月には大阪府三島救命救急センター(高槻市)が存続の危機に直面し、インターネットで運営資金を募るクラウドファンディングで2千万円を超える支援金を集め、当面の閉院危機から脱したとのこと。形は異なれども全国的な問題です。

先日、日経新聞コラム「春秋」が記していました。

「規模の大きな医療機関は病院、小さなところは医院と区別している。が、戦前は大きな病院でも、医院を名乗る例が多かった。東大病院も大阪大病院も大学の「付属医院」といっていた。「医」には治療の意味があり、病院より医院の方がぴったりくると考えたからだ。

「常用字解」(白川静著)によれば医という字は、かけ声をかけながら矢をうち、その力で悪霊をはらうことを表している。病は悪霊のしわざとされていたから、これを退散させることがすなわち治療であった。医者や医療といった医のつく言葉には、力をふりしぼって病魔に立ち向かうさまが込められているといえよう。

ところが「医」の担い手が元気に精力的に働けているかというと、実態はお寒い。医療現場は医師や看護師らの過重労働に頼っている。厚生労働省の残業規制案も、地域医療に欠かせない勤務医については月平均155時間もの残業を認めるという内容だ。過酷な労働で消耗した医師に診てもらうのは患者もごめんだろう。

栃木県下野市の自治医大病院や岩手県内の県立病院などは医師の負担軽減に向け、診療データの管理や診断書入力といった事務作業を代行する「医療クラーク」を増員する。患者自身も症状を事前に頭の中で整理し、的確に説明したい。医師にいきいきと「医」の仕事に励んでもらうため、一人ひとりにできることがある。」

サポート体制の充実、看護師による医療行為の範囲拡大などとともに、患者側の理解が必要なこともあります。そして、医師の増やし方にも賛否がありますが、国民皆保険制度の精神を最重要と捉え、誰もが安心して医療が受けられる環境をつくる必要があると思います。

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posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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