2017年07月13日

家族の団欒と幸福度について 3902

昨日、横浜市新市庁舎移転新築工事の起工式が予定地(中区本町6丁目50番地の10)で行われました。築60年を迎えようとしている現庁舎の設備全体の老朽化、スペース不足対応、災害対策等々の理由から整備の必要性が議論されてきました。横浜市は明治22年(1889)に人口11万6千人の市として誕生。市の発展と共に歩み続けてきた市庁舎は、関東大震災や横浜大空襲の災禍による焼失などにより、主に都心部の中で度々その位置を変え、現視聴者は昭和34年(1959)に建設された7代目のもの。2020年完成を目指してスタートです。

ところで、先日、格差社会論や労働問題の第一人者として社会に有意な発信を続けている京都大学名誉教授の経済学者・橘木俊詔氏がインタビューに応えられていました。昔から大変鋭い指摘と提案をされる先生です。

人生の充実感を得る上で「家族の団らん」が大きな役割を果たしていることは重要だが、現実はそういった「団らんが持てない家族」が増えていることが問題との質問に対して。

 そもそも全体的に、個人主義が徹底された社会になってきて、人との付き合いや助け合いといった関係性が面倒であり、好きではないという人が増えてきています。その中で、高い離婚率や若者の結婚願望の低下など、家族の絆が希薄化しているのは現実であり、それ自体をダメだと批判したり、否定しても意味がありません。むしろここで重要なのは、経済的な貧困や劣悪な労働環境などの問題から、結婚したくてもできない若者や、「団らんのある家庭」をつくりたくても、つくれずに孤立している家族が増えているということです。

特に、ひとり親家庭の相対的貧困率は5割を超えており、子どもが十分な教育を受けられずに、将来にわたって貧困が連鎖しかねない事態は大変に深刻です。これまでの日本社会は自己責任の考えが強く、子どもの教育は家族に責任と負担を押し付けてきました。GDP(国内総生産)に占める「教育への公的支出」の割合が先進国の中で最低レベルであるというショックな数字は、日本が子どもの教育を家族に依存してきたことを物語っています。

しかし今や、家族だけでは子どもの教育の機会均等を支えることができなくなっていることは間違いない。ならば政府や行政による福祉を軸として、社会全体で困難な状況にある家族を守りながら、未来ある子どもの教育を支えていかなくてはいけないと思います。

 また、若い学生・社会人への技能教育・職業訓練についても同じことがいえます。かつての企業は、安定した長期雇用の中で若い社員の技能教育をする役割を果たしてきましたが、今は余裕がなく、即戦力になる人ばかりを雇用する傾向にあります。現在、世界で最も幸福度が高いといわれるデンマークをはじめ、北欧諸国やドイツなどでは、学生に対する技能教育や、社会人になってからの職業訓練の機会が十分に広がっています。

 これからの日本社会も、子どもや若者への教育・技能訓練に関わる政策などを充実させ、一人一人の労働生産性を向上させながら、個人の幸福度と経済成長をバランスよく両立させる、新しい福祉国家へと進んでいく必要があると考えます。」

急速に少子高齢化が進み、人口減少社会に突入した日本は、かつてのような経済成長を望めないといわれる。その中でこれからの若い世代が未来へ希望を持って進むために、どんな視点が必要かとの質問。

「経済学では、経済成長のないゼロ成長に近い状態を「定常状態(経済)」と呼びますが、これを19世紀に指摘したのがジョン・スチュアート・ミルです。ミルは地球上で開墾できる土地が有限であることに注目し、農業や工業における生産の成長にも制約がある以上、経済は定常状態に向かうと示しました。

 このミルの思想は、その後の経済成長一辺倒の世界にあって重視されることはなかったのですが、20世紀、人類の生存そのものを脅かす地球環境問題に直面して以来、あらためて注目されてきたといえます。つまり、有限な地球環境の中で生きる人類には、際限なき経済成長は許されず、持続可能な経済成長の中で生きていくことが必要不可欠だといえます。

 ましてや人口減少が続く日本で、高い経済成長を実現するのは現実的ではなく、地球の資源・環境を考えれば決して望ましいことでもありません。 過去の「国民生活に関する世論調査」などの結果からも、経済成長率が向上したからといって、人生の充実感や幸福度が増すとは限らないことが分かっています。

 そういった意味では、一人一人が、経済成長や物質的な豊かさだけから幸福感を得るのではなく、精神的な充実や心の豊かさから幸福を実感できる「新しい幸福観」を持っていくことが、重要になってきているのではないでしょうか。

 アジアの発展途上国ブータンは、経済的には決して豊かではありませんが、国民の幸福度が高い国として知られています。
 一般的な経済指標であるGNP(国民総生産)とは別に、経済以外の要素を入れたGNH(国民総幸福)という独自の指標をもとに、幸福度を高めてきたといわれます。

 それが実現できた背景には、国民の多くが、チベット系の仏教を信仰しており、高い所得や華美な消費を追求することよりも、家族や地域との結び付きや支え合いの中で、安心感を得ることを重視する考え方があるとされます。

 もちろん宗教であれば何でもよいということではありませんが、やはり善い宗教を信じることは、精神的な幸福を得るために大切だと私は思います。

 特に、経済の拡大成長期から定常期へと移行していく時代には、有限な地球資源や環境への配慮、他者と助け合う共生・共存の精神など、「幸福とは何か」について、人類が思想的に成長・飛躍していくことが必要になってきます。」

発展する街・横浜。豊かな街・横浜。新市庁舎もひとつの象徴になるかと思います。各人の捉え方は様々でしょうが、市民の「幸福」のために寄与する仕事をしていかねばならないと感じる次第です。

※こちらの内容は、行田朝仁FBページ、FB個人アカウント、ブログ、HP、ツイッターでも掲載しております。

※フェイスブックはこちら https://www.facebook.com/gyota.tomohito
※にほんブログ村の「政治ブログ」ランキング参加中。
にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村
※その他の活動報告、プロフィール等はhttp://www.komei.or.jp/km/gyota/
posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月12日

「中国に学ぶ2つのこと」について 3901

昨日は市政報告の配布、行政機関での断続的な打ち合わせ。その後、歩道の根上問題や階段の手すりなど市民相談対応等々。

昨朝、コンビニでパンを買った際、電子マネーで決済。ここ10年くらいで定着し、今どきは当たり前の光景ですが、90年代半ばに駐在していたシンガポールでは、その時すでにコンビニ、スーパーなどで銀行のキャッシュカードで支払いができていました。上司が出張で来新(シンガポールは漢字で新嘉坡)したとき「これは電子マネーだよな」と言っていたことを思い出します。各地各様、長所短所あるわけですが、社会インフラへの積極的な新技術導入は目を見張るものがありました。

先日、日経新聞「十字路」に三菱商事調査部長の武居秀典氏が「中国に学ぶ2つのこと」と題して寄稿されていました。

「中国の大都市で現在、目を見張るものが2つある。街に氾濫するレンタル自転車と、生活に不可欠となったモバイル決済だ。

 レンタル自転車は摩拝単車(モバイク)など数社が参入し、色とりどりの自転車が街のいたるところにある。登録済みのスマートフォン(スマホ)で鍵を開け、どこに乗り捨ててもよい。料金も日本円で30分10円程度と安く、いまや市民の貴重な足となった。

 モバイル決済の分野では、アリババ集団の関連会社が手掛ける支付宝(アリペイ)と、騰訊控股(テンセント)の「微信支付(ウィーチャットペイ)」が普及している。店舗での支払いのほか、個人間の送金もできる。ゲーム感覚のキャッシュバックキャンペーンも生活への浸透に大きく貢献。ほぼ現金が必要ない社会が実現した。

 こうした新たなビジネスモデルの爆発的な普及は示唆に富む。企業として興味深いのは、事業展開のスピードだ。レンタル自転車は今年に入って急増した。スマホなどを通じたモバイル決済も数年ほどで、中国だけでなく東南アジア諸国まで広がった。意思決定が遅いといわれる日本企業にとって、このスピード感に倣うのは大きな挑戦だろう。

 国家の視点では規制のかけ方に見習うべきものがある。中国は規制が厳しいと思いがちだが、実際にはまずやらせてみる傾向がある。その上で問題があれば規制するのが中国式だ。モバイル決済は海外送金も可能なので、今後、規制される可能性があるが、まずは新サービスを認める自由な考え方が普及を後押ししている。こうした規制のかけ方は、技術革新を促すものだ。

 日本はどうだろうか。将来に生じうるリスクを考えすぎて、規制緩和になかなか踏み切れない。まず踏み出し、走りながら考えるという行動原理への転換がなければ、大胆な成長戦略は描けない。」

どこでも、だれでも、長所もあれば短所もあると思います。私などは短所のおかげで後悔の多い人生ですが、社会の発展、人生の充実のためにも、良い点を「学ぶ」ということはとても大切なことだなと思います。

※こちらの内容は、行田朝仁FBページ、FB個人アカウント、ブログ、HP、ツイッターでも掲載しております。

※フェイスブックはこちら https://www.facebook.com/gyota.tomohito
※にほんブログ村の「政治ブログ」ランキング参加中。
にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村
※その他の活動報告、プロフィール等はhttp://www.komei.or.jp/km/gyota/
posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月11日

「歯磨きで発症リスク低減」について 3900

昨日は終日市役所。団会議、政務調査会関連打ち合わせ等々。夜は地元の会合。東京都議選23名に続き、沖縄市議選7名も全員当選。心から感謝です。

ところで、朝晩の歯磨きとともに、昼食後の歯磨きも大事なのですが、昼間バタバタして抜けることがあります。歯磨きががん発症を抑制するとか。先日、日経新聞コラム「がん社会を診る」に東京大学病院の中川恵一准教授が「歯磨きで発症リスク低減」と題して記載されていました。

「歯ブラシや歯間ブラシなどを使って口の中を清潔にすることはがん予防や治療にも大いに役に立ちます。

 愛知県がんセンター研究所(名古屋市)の調査によると、1日に2回以上歯を磨く人は、1回の人と比べて、口の中や食道のがんにかかるリスクが3割も低くなることが分かりました。逆に、全く磨かない人のリスクは、1回磨く人の1.8倍、2回の人の2.5倍にもなっていました。
 同研究所では、歯の数とがんのリスクとの関係も調査しています。その結果、歯の数が減るほど、食道がんが増えることも分かりました。9〜20本の人では、21本ある人に比べて、3%しか食道がんのリスクは増えませんが、1〜8本の人では1.9倍に、歯が1本もない人では2.4倍にまで上昇していました。

 歯磨きをして、歯の数を保つことで、口の中のがんや食道がんを減らせる理由は十分には分かっていません。ですが、口腔(こうくう)内の細菌が関係している可能性があります。

 プラーク(歯こう)は食べかすではなく、細菌の塊で、1ミリグラムのプラークには10億個もの細菌がひしめいています。この細菌のなかには、発がん物質であるアセトアルデヒドを作るものがあるため、口の中を清潔にすることはがん予防の点でも大切です。

 がんの治療でも、口腔内の清潔はプラスになります。例えば、抗がん剤の影響で免疫力が低下すると、虫歯や歯周病も悪化しますから、治療の前に十分な口腔ケアを行うことが必要となります。

 虫歯を放置したまま放射線治療を行うと、顎の骨に炎症が起こるなどの副作用が出やすくなります。照射後の抜歯は難しいことも多く、治療前に虫歯を抜いておくことが必要となります。治療開始が遅れますし、治療後の摂食にも影響が出ますから、最近では、事前に歯科を受診してもらうのが常識になっています。

 歯の数が多いほど、認知症や転倒の機会が少ないというデータもあります。厚生労働省と日本歯科医師会は健康長寿のための「8020(ハチマルニイマル)運動」を進めています。「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」というものです。私もぜひ達成しようと毎食後、歯を磨いています。」

なるほどなと思います。気を付けます。

※こちらの内容は、行田朝仁FBページ、FB個人アカウント、ブログ、HP、ツイッターでも掲載しております。

※フェイスブックはこちら https://www.facebook.com/gyota.tomohito
※にほんブログ村の「政治ブログ」ランキング参加中。
にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村
※その他の活動報告、プロフィール等はhttp://www.komei.or.jp/km/gyota/
posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月10日

横浜生まれ「ナポリタン」について 3899

昨日は終日市民相談対応の一日。先日、青葉台駅近くにある「ジョルニカフェ玄」へ行きました。同店は日本ナポリタン学会認定の店。注文したのがナポリタン。ナポリタンには思い出があります。幼少の頃、母に連れていってもらった外食と言えば、京都駅構内にあった喫茶店「ひかり」(もうありません)。そこのナポリタンが忘れらない思い出。その影響か、学生時代は具のない「ナポリタン」をよく作っていました。

ご主人一人で頑張る「ジョルニカフェ玄」。カフェといいましても一番人気は「カレー」&「カレーうどん」。美味しいです。しかし、私一押しは「イタリアン味噌煮込みヌードル」。近くにお寄りの際は、是非どうぞ。(写真はジョルニカフェ玄のナポリタン)

先日、日経新聞が「ナポリタン」について記事にしていました。「横浜もののはじめ」という言葉がありますが、横浜発祥のものは山ほどあります。「ナポリタン」もそのひとつです。

「日本中、どこでも食べられる真っ赤なスパゲティ「ナポリタン」の発祥の地は横浜だ。第2次世界大戦後、進駐してきた米兵の食事にヒントを得た。モノのない時代、日本人の舌にあうように苦心してアレンジした結果、イタリアにも米国にもない日本の「国民食」が生まれた。

 横浜の老舗、ホテルニューグランドのコーヒーハウス「ザ・カフェ」では、白い磁器のお皿に真っ赤なナポリタンが載ってくる。具材はハム、玉ねぎ、ピーマン、マッシュルーム。野菜から出てくる甘さは控えめで、さっぱりした味は独特だ。トマトケチャップを使わずに、生のトマトをもとにソースを作っているためだ。

 生みの親は2代目の総料理長、故・入江茂忠氏だ。進駐軍の拠点になった横浜では、米兵たちがスパゲティにケチャップをかけて食べていた。一般にも広まったが、それでは味気ないと感じた入江氏は本格的な西洋料理の知識を生かして具材やソースを改良し「スパゲティ・ナポリタン」を完成させた。

 当時、トマトは一般的な食べ物ではなかった。物資不足で食材が限られる中、ホテルの料理にするには苦心したといわれる。

 現在の総料理長、宇佐神茂氏(65)は1973年に入社し、入江氏の下で修業を積んだ。「たくさん食べても飽きない。主役としても脇役としても存在感を発揮するのがナポリタン」という。

 スパゲティ・ナポリタンという言葉は戦前からあったようだ。同ホテルの支店、東京ニューグランドの35年のメニューには、野菜料理の欄に「スパゲチ ナポリテーイン」がある。これは裏ごししたトマトとチーズで作ったソースをかけたスパゲティとみられるが、今の私たちがイメージするようなものではなかったようだ。

 イタリアにはトマトソースをかけた「ポモドーロ」というパスタもある。宇佐神氏によると「ナポリタンは玉ねぎを焦げ茶色になるまでじっくりいためる。ポモドーロはさらっとしている」という。」

打ってるうちに、今日の昼はナポリタンにしようという気になってきました。

※こちらの内容は、行田朝仁FBページ、FB個人アカウント、ブログ、HP、ツイッターでも掲載しております。

※フェイスブックはこちら https://www.facebook.com/gyota.tomohito
※にほんブログ村の「政治ブログ」ランキング参加中。
にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村
※その他の活動報告、プロフィール等はhttp://www.komei.or.jp/km/gyota/
posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月09日

最善を尽くすことについて 3898

昨日は谷本公園グランドで行われたサッカーの早朝練習に伺った後、各種市民相談対応。夕方から鶴見区の会合へ。また昨日は横浜スタジアムで夏の甲子園を目指す高校野球神奈川大会の開会式が行われました。全国最多の189校が出場。黒岩知事のご挨拶がとても印象的でした。

先日、神奈川新聞で目にした「名将のこの人と語りたい」とのコーナー。大橋ボクシングジム会長の大橋秀行氏(52)と、5度の甲子園優勝を誇る渡辺元智氏(72)。横浜高校の名を全国に広めた2人が、高校時代の思い出や「怪物」井上尚弥のエピソード、良きライバルとの出会いなどが語られていました。 

「(渡辺)先月、5度目の防衛を果たした世界チャンピオンの井上尚弥選手はどのように育ててきましたか。

(大橋)あくまで本人の努力ですね。井上は今までも見たことのない天才的なボクサー。僕が一番心配していたのは慢心ですが、非常に謙虚なのです。

(渡辺)それだけの選手だと、育って当たり前という苦しさはあると思いますが。

(大橋)彼の場合はボクシング技術よりもメンタルな部分を指導しました。実は春夏連覇を達成したときの松坂大輔投手(ソフトバンク)が「平成の怪物」と呼ばれていたのにあやかって、僕が井上を「怪物」と名付けたのです。」

その後、「好ライバル」という段落がありました。

「(渡辺)大橋さんはどんな子どもだったのですか。

(大橋)ボクシングを始めたのは5歳上の兄貴(克行)の影響です。いつもおもちゃのグローブで相手をさせられて、それから自然に入っていった感じですね。殴られるのが嫌だからよけるのがうまくなった(笑)。

(渡辺)韓国ですごい試合をやったと聞きました。

(大橋)実は当時最速タイの7戦目で世界戦に挑戦したのですね。相手は韓国人の張(チャン)正九(ジョング)でした。観衆は5万人。試合は負けましたが、自分が一番印象に残っている試合です。張とは東京でもやって、また負けました。そして3度目で別の選手に挑んでチャンピオンになった。でも張と2回戦って、得るものは大きかったですね。勝った試合よりも負けた試合のほうが印象に残っています。

(渡辺)最善を尽くした試合はものすごい財産になりますね。だから負け方というのを反省する。全く同感ですね。」

「最善を尽くす」という言葉。登った山の高さも人それぞれですが、戦った人にしかわからない世界というものがあると思います。

今年も暑い夏になりそうです。

※こちらの内容は、行田朝仁FBページ、FB個人アカウント、ブログ、HP、ツイッターでも掲載しております。

※フェイスブックはこちら https://www.facebook.com/gyota.tomohito
※にほんブログ村の「政治ブログ」ランキング参加中。
にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村
※その他の活動報告、プロフィール等はhttp://www.komei.or.jp/km/gyota/

posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月08日

クールアースデーについて 3897

昨日は七夕の日。そして「クールアースデイ」。桜木町駅前にて公明党神奈川県本部主催の街頭演説会を開催しました。党学生局長の佐々木さやか参議院議員、県本部学生局長の川島まさひろ川崎市議会議員と私(50歳ですが県本部青年局長)がマイクを握りました。私は横浜市の中小企業の温暖化対策支援、環境教育など自治体としての取り組みと公明党の役割について話しました。

豊かさや便利さを追求するために、大量のエネルギーを消費してきたこれまでの社会は、地球温暖化をはじめとする環境問題やエネルギーの枯渇問題といった、人類にとって深刻な状況を招いています。このため、限られた資源を有効に利用し、CO2をできるだけ排出しない取り組みを進めていく必要があります。

こうした環境問題の大切さを国民全体で再認識していくため、国は2008年の洞爺湖サミットが七夕の日に開催されたことをきっかけとして毎年7月7日を「クールアース・デー」と定め、施設や事業所、家庭などで一斉に電気を消すライトダウンを呼び掛けています。

そもそもですが、2008年2月に当時の我が党の谷合青年局長がブログ上で「クールアース・デー」の話題を挙げたことがキッカケで、公明党をあげての運動に。アースデーや環境の日がありましたが、温暖化対策を前面に出した日があってもいいんじゃないかという発言から国が動きました。まさに青年の声が政府の取り組みとなった結果が「クールアースデー」でもあります。

課題は山積していますが、次の青年世代へ引き継ぐことのできる環境をつくるべく取り組んで参ります。

※こちらの内容は、行田朝仁FBページ、FB個人アカウント、ブログ、HP、ツイッターでも掲載しております。

※フェイスブックはこちら https://www.facebook.com/gyota.tomohito
※にほんブログ村の「政治ブログ」ランキング参加中。
にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村
※その他の活動報告、プロフィール等はhttp://www.komei.or.jp/km/gyota/

posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月07日

視察3 救急需要対策について 3896

昨日は市民・文化観光・消防委員会(常任委員会)視察最終日。札幌市消防局へ。座学と共に、指令管制センター、救急安心センターさっぽろにも伺いました。

全国的に救急需要が増加する中、同じ政令指定都市である横浜市や札幌市の救急出動件数も毎年過去最多を更新しています。

また、出動増加に伴い、救急隊の現場到着時間も伸びている状況。さらに今後の高齢化や観光客の増加等に伴い、救急需要がさらに増大することが予想される中、限られた財源や人員の中で、救急資源を効率的に活用し、救急サービスの維持・向上を図るにはどうすべきかが問われています。そうした中、将来的な救急隊の適正配置等についてやり取りするとともに、ICTを活用した消防と医療の連携強化事業について伺いました。

救急車増隊・適正配置などとともに、高齢者向け予防救急対策として、冬季に急増する自己転倒防止のための報道機関と連携した「つるつる予報」配信、老人クラブと連携した取り組みにより発生数抑制への取り組みに注力。

また、同市の調査で救急搬送車の約0.5%とされる外国人救急搬送対応は先進的な取り組み。デーがをとるのが難しいとされる分野。インバウンド(訪日外国人旅行)が拡大する中で、救急現場での外国語によるコミュニケーションが課題。総務省では「情報難民ゼロプロジェクト」の一環として、消防研究センター及び国立研究開発法人「情報通信研究機構」が救急隊用の多言語音声翻訳アプリの開発に着手するにあたり、札幌市消防局が初期段階から協力しアプリを共同開発。札幌市が全国の自治体を代表して行われた開発の結果、今春から全国の自治体で展開されるアプリとなています。(平成27年11月スタート、今年4月に全国展開にかかる報道発表)

グーグルの翻訳ソフト「ボイストラ」を使用して「救急ボイストラ」を開発。ポイントは「短縮ワード」「定型文機能」。すべての言葉を発しせずとも、単語で患者の意志をくみ取り、対処することができる段階にまで来ています。定型文対応言語は15言語。(救急安心センター及び消防指令管制センターで対応できる言語は6言語)。今年の1月から運用開始。今年2月に同市で開催された冬季アジア札幌大会でも、外国人トレーナーの救急搬送時に韓国語で使用されたそうです。札幌をスタートとして、現在横浜市でも展開開始したところ。全国展開する中で、課題が見えてくるので、そこからさらに改善を続けていくとのことでした。

横浜市でも導入している救急電話相談窓口「#7119」。札幌市では「救急安心センターさっぽろ」として救急医療資源の適正利用を目的に導入されています。同市の特徴は、周辺自治体と共同運用を進めているという点。現在4自治体と共同運用しています。只、広域化を進める上での課題として、負担額が高額、費用対効果が示せていない(把握が難しい)、参加する差し迫った理由がない(人口減少)、救急搬送件数が増加していない、地域での横並び意識があり手があがらないなどがあるとのこと。北海道の中心都市として果たすべき役割があるとの気概が伝わってきました。

※こちらの内容は、行田朝仁FBページ、FB個人アカウント、ブログ、HP、ツイッターでも掲載しております。

※フェイスブックはこちら https://www.facebook.com/gyota.tomohito
※にほんブログ村の「政治ブログ」ランキング参加中。
にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村
※その他の活動報告、プロフィール等はhttp://www.komei.or.jp/km/gyota/
posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月06日

視察2 生涯スポーツ施策とインバウンドについて 3895

昨朝、旭川市で生涯スポーツ振興に関し現地含めた視察の後、午後から札幌市に移動し、同市のインバウンド(訪日外国人旅行)対応の現況について伺いました。

スポーツは各個人、各チームなどで行うものでもありますが、行政がそのための社会基盤を作ることで大きくスポーツが振興されていきます。人の健康にかかわる重要な税の使い道とも言えます。旭川市におけるスポーツの振興については、国が平成12年9月にスポーツ振興法に基づく「スポーツ振興基本計画」を策定したことを受け、生涯にわたって運動・スポーツ活動に親しみ、健康な生活を送ることなどを目指す「旭川市スポーツ振興計画」が策定され、見直しを行いながら今日まで施策展開されています。 横浜市においてもスポーツ推進計画が策定され、今年度は5年に一度の見直しの時期を迎えています。この先のスポーツ施策を決めるこの機会に、市民の声をどのように反映させていくか。議会の役割が重要です。

旭川市では、第1次計画の初年度である平成18年に65歳以上の高齢者の割合22.4%であったものが、10年後の平成28年には31.3%。横浜市よりも10年早い高齢化の進展状況にあります。すでに3人に1人が高齢者という状況。セカンドライフの充実や健康寿命の延伸を重視し、スポーツやレクリエーションが果たす役割はますます大きくなっているとした上で、具体的に高齢者スポーツの施策展開を図っています。

「60代以上の市民が取り組むスポーツの傾向」というアンケート結果を見るとわかりやすいのですが、同市の市民が取り組まれているスポーツ(ウォーキング、軽い体操、ジョギング、ダンス、ゴルフなど)がある中で、年代別・男女別とも「パークゴルフ」が2位〜3位に入っています。80代男性のカテゴリでは1位。10年ほど前から「高齢者の健康づくり」の観点から、行政が積極的にパークゴルフ場の整備を進め、普及啓発し、同市在住の65歳以上人口の約80%の方が参加されている状況にあるとのこと。もちろん、市民の健康に寄与していることは言うまでもありませんが、いかにしてこれほどまで定着させることができたのか。確認したところ、基本は民間の流れ動きをとらえ、行政がサポートしてきたこと。そして市民の声を受け止め、未利用空間としての「河川敷」という資源を有効活用することを積極的に進めたことが挙げられます。「官製」でないところがポイントのようです。

「整備費もかかるし」「横浜のような大都市では場所もないし」などと考えてしまいますが、環境の違いはあるにせよ「市民の健康づくりにいかに寄与するか」「上がる一方の健康保険料、介護保険料の抑止につなげていく」との気概が伝わってきました。

その後、札幌市へ移動。自治体のプロモーションやインバウンド消費取り込み強化策、資源開発は各地各様かと思いますが、札幌市役所にて、その受け入れ環境の整備に関して種々やり取りしました。

同市における主な課題として認識されていたものは、(1)観光バス専用乗降場の整備と夜間駐車も可能な待機場の確保 (2)宿泊収容能力向上に資する増床増室等民間投資や空室有効活用に向けた支援 (3)多言語による観光・交通案内の分かりやすい提供や観光案内所の機能拡張・強化 (4)災害発生時や日本語を解さない外国人客からの急訴救急に迅速に対応する体制の整備 (5)そのほか、Wi-Fi等通信環境の整備、通訳案内士の活用・高度化 (6)観光経営人材の育成。その他ありますが、これらの点について横浜市の施策の良否を検討できたことはいい機会だと思いました。

また、この対策にあたり、市に苦情、要望が寄せられていた夜間の観光バス待機場確保、交通アプリ「さっぽろえきバスnavi」リリース、都心部や主要観光地、スポーツ施設などに無料の「Sapporo City Wi-Fi」環境を整備。また、市内の小売業、飲食業、宿泊業など観光客と接する機会の多い事業向けに、英語と中国語の外国語講座を実施などが実際に行われています。ポイントは、一部国費も活用しつつ、そのほとんどが「札幌市の負担」で事業展開されていたということ。これは学ぶべきものがあります。

他方、札幌市では10年ほど前から毎年「来札観光客満足度調査」「外国人個人観光客動態調査」を行い、結果をWEBで公開しています。事前に確認していったのですが、これがなかなか詳細に、赤裸々な内容で、問題点があぶり出されています。これも同市の単独事業。横浜市でも適宜類似の調査は行っていますが、札幌市ほどではありません。深い現状認識があるからこそ、具体的な施策展開につながっているのだと思います。横浜市も取り組んでいますが、ここはまた学ぶべき点かと思いました。

※こちらの内容は、行田朝仁FBページ、FB個人アカウント、ブログ、HP、ツイッターでも掲載しております。

※フェイスブックはこちら https://www.facebook.com/gyota.tomohito
※にほんブログ村の「政治ブログ」ランキング参加中。
にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村
※その他の活動報告、プロフィール等はhttp://www.komei.or.jp/km/gyota/
posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月05日

視察 インバウンドツーリズムについて 3894

昨日より超党派で市民・文化観光・消防委員会の視察。北海道旭川市へ。インバウンドツーリズム(訪日外国人旅行)の受け入れ態勢などについて、旭山動物園での現地を含め視察しました。

横浜市の2016年の国内外からの国内外からの観光客数は3614万人、15年比4%(147万人)減。東日本大震災の影響などで落ち込んだ11年以降、増加傾向が続いていましたが、5年ぶりに前年を下回った形。ホテル建設ラッシュが続く東京都内に宿泊客が流れたほか、市内の大型集客施設の整備が一服し、日帰り客も減少したと分析しています。これに対して、林文子市長は、ハコモノ頼みの観光施策には限りがあるとの見方を示つつ、観光誘客には「まだ伸びしろがある」との認識を示しています。その観光資源のひとつがアジア有数の横浜動物園「ズーラシア」。旭川市には全国屈指の入園者数を誇る旭山動物園観光があります。

旭川動物園から学ぶべきと感じたもののひとつが「Free Wi-Fiスポット」があるということ。これは外国人観光客のみならず来園者にとって必須です。横浜動物園にはまだありません。また、「スマホアプリAReaderによる外国語での施設説明」。パンフレットをスマホのカメラで写すと動画や解説が見れるというもの。同園の課題は、外国語対応可能なスタッフの確保が困難という点。これを解消するために動かれています。このアプリサービスに関して、横浜市においては、今春行われた都市緑化フェアで活用されましたが、横浜動物園としてはまだありません。旭川市では「NPO法人旭山動物園くらぶ」と提携。同法人が動物園内で物販を行ない、そこで得た利益を動物園に寄付。この寄付を使ってFree Wi-Fiスポットの整備、AReaderの活用などを行っています。その他の掲示板などもボランティアや職員が手作りで作成。様々な工夫で予算をねん出されていました。横浜市でも早期の課題解決につながればと思います。

旭川市の昨年度の数字を見ると、日帰り客を含めた観光入込客数は減少(横浜市と同じ4%減)したものの,宿泊延数,外国人宿泊延数のいずれも前年度を上回り過去最高を更新。全国的な訪日外国人観光客数増加の流れは変わりません。宿泊延数は新設ホテルの本格稼働等によりハイシーズンにおける宿泊需要に対応できたほか,外国人宿泊延数の増加が全体の宿泊延数を牽引。外国人宿泊延数は,3年連続で過去最高を更新したものの,対前年度比123.8%と伸び率が鈍化。因みに、27年度は対前年度比176.5%、26年度は177.1%。外国人観光客の誘客に成功しています。

只、旭川市の観光の要は、旭山動物観光ですが、同動物園などを訪れている観光客の多くが宿泊を伴わない通過型観光となっており、この傾向を滞在型へ転換させることが旭川市観光にとって最大の課題となっています。この点、横浜市と課題が類似。

同市としては、複数の地域資源を磨き上げながら、観光客滞在長期化を促すための魅力を高めていく必要があるとする一方、観光客滞在時間を延ばし、食事や宿泊へとつなげ観光消費を拡大する取り組みを展開する必要があるが、観光客のニーズは多種多様であるため、特定の観光資源のみに頼って多くの観光客を引き付け続けることは簡単ではないとのこと。

試行錯誤が続いています。一部の観光資源に投資を集中することの難しさがにじみ出ていました。「選択と集中」という言葉も、それがいい場合もあれば、そうでない場合もあるということかと思います。限りある資源、資本を使って、観光客の多様なニーズにどう応えるか。観光客数を増やし続けるという目標もありですが、来てもらいたい人を絞って、そのニーズに応え続けるということも選択のひとつかも知れません。

※こちらの内容は、行田朝仁FBページ、FB個人アカウント、ブログ、HP、ツイッターでも掲載しております。

※フェイスブックはこちら https://www.facebook.com/gyota.tomohito
※にほんブログ村の「政治ブログ」ランキング参加中。
にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村
※その他の活動報告、プロフィール等はhttp://www.komei.or.jp/km/gyota/
posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月04日

「若者の命守るために」について 3893

昨日はご挨拶回りの後、市役所で団会議、西区のホテルで林市長を応援する会合。

先日、朝日新聞のオピニオンのコーナーに「若者の命 守るために」と題したインタビューがあり、NPO法人自殺対策支援センターライフリンク代表の清水康之氏が答えられていました。2年ほど前に同氏とお会いしたことがありますが、大変紳士的でスマートな方だなというのが印象でした。ご紹介します。

「Q:日本全体の自殺者数が減るなか、若い世代で自ら命を絶つ人は高止まりしています。先進7カ国では日本だけ、若者の死因の1位が事故でなく自殺です。何が、若者を追い詰めているのでしょうか。どうすれば、若い命を守ることができるのでしょうか。

 A:日本で1年間に自殺で亡くなる人の数は、2010年から7年連続で減りました。とはいえ、昨年も2万人を超え、1日あたり60人もの方が亡くなっています。

 深刻なのは若者です。近年、15〜34歳における死因の第1位が自殺の国は、先進7カ国で日本だけです。この層の人口10万人あたりの自殺者数は、日本は他の6カ国の平均の約2倍。世界的にも非常に深刻な状況にあります。

 日本で自殺が急増し、初めて年間3万人を超えた1998年当時は、中高年男性が目立ちました。山一証券など金融機関の相次ぐ破綻(はたん)で倒産が増え、失業率が悪化したことなどが背景にあります。

 自殺の多くは、失業、生活苦、過労、うつなど複数の要因が連鎖する中で起きます。2006年に自殺対策基本法がつくられ、ようやく社会的な対策が進み始めました。ばらばらだった対策に連動性を持たせたり、相談機関が分野を超えて連携を図ったり、啓発活動を行ったり。ただ、中高年の男性向けの対策が優先されて、若者向けは後回しになってきました。

  全体の自殺者数が減る傾向にあるのは、社会的な対策が進んだことが大きく、ここ数年の減少は景気回復も影響していると思います。でも、若年層の下げ幅は小さい。景気がよくなっても、若者の自殺は深刻なままです。

 では、日本の若者は、どんな環境に生きているのでしょうか。端的に言うと、自己肯定感が低く、日本社会に対する期待も失っている人が少なくありません。

 日米中韓の研究機関が協力した「高校生の心と体の健康に関する調査報告書」(11年)によると、自分は価値がある、自分に満足しているという自己肯定感が、日本は極端に低い。長野県松本市などの調査では、小学生は自己肯定感が高いのに、中学、高校と、だんだん下がる傾向もわかります。

 国が16年に行った「自殺対策に関する意識調査」では、「生きていればいいことがある」に「そう思う」と答えた割合は、20代が最も低く、わずか37%でした。08年の62%から大きく減っています。

 自己肯定感が低くなると、過度に周りの評価を気にしがちです。評価を得ることが目的となり、自分の本意でないこともしてしまう。そこまでやっても評価を得られないと、「何のために生きているのか」という感覚に陥る。これは、かつてより、若い世代に広がっている感覚のように思います。

 さらに、社会に出ると、就職活動での厳しい評価や長時間労働、不安定な雇用などにさらされます。「死ぬくらいなら、会社をやめればいい」とも言われますが、まじめで責任感の強い人ほど、難しい。逃げ出さずに頑張り抜くことが善しとされる社会で、周りの評価や期待もあり、弱音を吐けないからです。結果、どんどん追い込まれていく。若者たちからは「死にたい」ではなく「生きるのをやめたい」と、よく聞きます。

 将来の夢や信頼関係、やりがいのある仕事や趣味などは、生きることを後押しする促進要因です。一方で、将来への不安や絶望、過労や借金など、生きることを困難にさせる阻害要因もあります。後者が前者を上回ったときに、自殺のリスクは高まります。

 阻害要因を取り除くことはある程度できても、促進要因を増やすのは容易ではありません。一つの方策として、命やくらしの危機に陥ったときの対処法を中学生のころから教えることが有効です。「困難な問題でもいろんな解決策がある」ことの具体的な知識を身に付けられれば、安心感にもなり、いざというときに助けを求めてみようという気にもなる。生きることの促進要因につながります。」

NHKで番組を作られている中で、この道を「我が道」ととらえてかかわり続ける清水氏。マスコミも色々いますが、こういう方がど真ん中にいて、情報が発信される社会だと、少なくとも今とは違う日本なのでは?と考えてしまいます。

※こちらの内容は、行田朝仁FBページ、FB個人アカウント、ブログ、HP、ツイッターでも掲載しております。

※フェイスブックはこちら https://www.facebook.com/gyota.tomohito
※にほんブログ村の「政治ブログ」ランキング参加中。
にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村
※その他の活動報告、プロフィール等はhttp://www.komei.or.jp/km/gyota/
posted by 横浜市会議員 行田朝仁 (ぎょうた ともひと) at 00:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする